おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
「足と靴の無料相談8」の公開回答、
今日でラストにします。
漏れてしまった方は
現在「9」受付中ですのでどうぞ!
↓
ほぼ確実にお答えできるのは
有料ですがこちらから年中無休で
お答えしています!
↓
さて。
「8」のラストは定期的に質問がくる
はだしについてのご相談。
ビブラムファイブフィンガーズに関して
見解があれば一度お聞きしてみたいです。
足に活が入りそうで気になっていますが
見た目と値段で購入を躊躇ってますので、
背中を押してもらえるか、
もっと安めの良い商品があれば
紹介して頂けると嬉しいです。
私の足は足長27.5の2Eで
踵が小さいと言われており、
小指が少し寝指になってます。
というご相談です。
ビブラムファイブフィンガーズは
屋内用から本格的なラン用まであるのですが
個人的な見解はおなじなので
まとめて回答いたします。
こちらが屋内用で17600円。
Barefootinc Japan|日本で唯一のVibram FiveFingers正規輸入代理店
このあたりが本格的なラン/トレーニング用で
23650円。
たしかに躊躇する価格ではありますね。
数年前にオッシュマンズで
履かせて頂いた時の感覚をもとに
書きますね。
〇機能性は◎
店内を軽く走ったとき
思ったより安定感があってびっくりしました。
見た目のとおり
クッション性はほぼゼロなんですが
ほかのランシューと比べて
「カカトのはじ」から着地するのではなく
くるぶしの下あたりで一瞬「ちょん」と着地
→間髪おかずつま先に体重が移動するので
「室内では」走りやすかったです。
相当研究しているのか
指の股が痛くなる気配もなく
脱げそうになる心配もありませんでした。
アッパーに伸縮性があるので
指先の形が
エジプト型でもギリシャ型でも
あるいはスクエア型でも
あまり関係ないと思います。
自然に走り方も変わるので
「足に活が入る」という表現は
まさしくその通りです。
思いつくまま書きますが
公式の説明にもあるとおり
↓
「いきなりアスファルトを走る」のは
ややハードルが高い。
足の裏だけではなく、
アキレス腱やスネ側の靭帯も
フル動員する走り方になるので
じっくり慣らさないと
シンスプリントになりやすいかな、と
個人的には感じました。
しかしウォーキングや
ジムでのトレーニングには
いきなり使っても問題ないかなと。
ちなみに私もかかとがかなり小さく
小指は寝指ですが
違和感はありませんでした。
ジムで使用するならむしろ
ふんばりが効きますし
ランニングマシーンの上を走るなら
衝撃もゼロなのでむしろ
推していきたいです。
〇見た目
さすがにプライベートで使うには
躊躇するのもわかりますが
トレーニング用として割り切るなら
違和感はないと思います。
じっさいこれで走っている方を
たまに見かけますが
意外と違和感ありません。
ただし完全にカジュアルな服装に
あわせるならこちら。
ナイキフリー ラン5.0。
12100円。
【NIKE公式】ナイキ フリー ラン 5.0 メンズ ロード ランニングシューズ.オンラインストア (通販サイト)
ビブラムほどではありませんが
充分ベアフット感はあります。
ビブラムよりお値段もお手頃で
ついこないだ
ナイキのアウトレットショップでも
見かけた気がしますが
気のせいかもしれませんw
〇その他のメーカー
ベアフット、と聞いて
ぱっと思いつくのは
夏ならこちらもいいです。
ルナサンダル。
走るためのサンダル。
これはまだ試したことがありませんが
だいぶ前からありますよね。
奇しくもこちらも
ビブラムソールです。
2000年代前半にベアフットブームがあり
ニューバランスもメレルも
参戦しましたが、
現在でも生き残ってるのが大手だと
・ビブラム
・ナイキフリー
・ルナサンダル
だけです。
それだけ本物だとも言えます。
日本の草鞋は弥生時代から
大正までずっと履かれてましたし
革靴文化のヨーロッパでも
100年ほど前にドイツで
こんな靴もつくられていました。
歴史は繰り返しますので
現在の厚底のカウンターで
ベアフットが再燃するかもしれません。
ビブラムファイブフィンガーズで
迷っていらっしゃるようなら、
買いです!
私からの回答はこんな感じです。
あ、もうひとつ。
ご相談者様以外はなんのこっちゃと
思われるでしょうが、
お探しのマンガは2014年発売の
「靴理人」のことだと思います。
靴の構造・修理・フィッティングまで
網羅しているので、
いまだに色あせない作品です。
本題終了!
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【今日のおすすめの1冊】
みやびあきの様
「靴の向くまま」
靴の向くまま(1) (モーニング KC) [ みやび あきの ]
いやー・・・
もう・・・
圧巻です。
ここまでリアルに靴づくりを
リアルに描かれたマンガ・・というか
本自体を読んだことがありません。
ストーリーも素晴らしいのですが
どうしても靴づくりの工程の描写に
引き込まれます。
届きたてほやほやです。
ビニイターの上ですみません・・
作者ご本人様も靴教室に通われ(!)
実際にビスポークの靴もつくり(!)
靴だけでなく
包丁から銀ペンまで
手に汗を握るほどリアルです。
靴のライニングのハギの位置・
ローファーの壊れ方・
あのメーカーじゃなきゃできない
パッドの入れ方。
すごいです・・・。
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それではまた明日!