2020年5月2日13時、都内某所で今このブログ書いてますが・・・外は27度。あ‘‘っ‘‘っ‘‘‘っ‘‘い‘‘。
ビールがうまい時期になってきましたね。
サンダル、履いてます?ビルケンとかビルケンもどき、クロックス、あと最近はキーンの「ユニーク」ってモデルもいいですよねえ。
蚊にさされることを除けば、ここ10年で最高のサンダルだと思います。ゴムも意外と切れない。
さて。
ご婦人方の
とか、
とか、〇万円するサンダル、大事に何シーズンも使ってる方、いらっしゃいませんか?で、パンプスとかブーツに比べてあちこちすぐ壊れるでしょう?
修理人のポジションから申しますと、「ハイブランドのサンダルの寿命は1シーズン」。活け花のようなものです。旬を充分に満喫したら、捨てましょう。極論ですが、2シーズン履くのは野暮です。それくらい儚いつくりです。ひと夏の恋です。あっ、思い出した。リゾラバ(昭和)です。ググってください。
もう一つ。「(ハイブランドの靴は)魅せるためであって、歩くものではない」これをわかってください。紳士靴と違って値段=長寿じゃないんです。壊れたら、捨てる。財を持ってらっしゃる方だけが綺麗に履けるのがハイブランドのサンダルです。
閑話休題。
Q:歩くためのサンダルとは=A:ビルケンとか、キーンとか、GUのアンダー¥2000のエスパドリューです。歩ける。洗える。捨てれる。
最後の、「捨てれる」っていうのはこれからの時代のキーワードになってくると個人的には思います。ワンシーズンでちょっとおしゃれに、という方にはH&MとかZARAがとてもいい仕事をしています。
このあたりで¥3000くらいです。もうね、サンダルは水着と一緒で表面積が少ないから、履いたらどこのブランドなのか絶対わかりませんて。そもそも電車に乗って足踏まれたら骨折しますし。地味に爪の手入れもしなきゃだし。
エスパドリーユ?エスパドリュー?発音はどっちが正しいの?今ググったら「えすぱどりる」としか聞こえなかったんですが(笑)。
軽い、涼しい、安い、ちょっとおしゃれ。あと軽くダッシュくらいならできます。たーだーしー、1万円近い「えすぱどりる」は微妙ですねー。修理がほとんどできないのはサンダルと一緒です。
ちなみに、わたしが毎夏履いてるのは自作のサンダルです。
靴修理という仕事柄、どうしても革やゴムの不良品(見た目だけが悪くて使えない)材料がけっこう出るんですよね。食品の廃棄ロスみたいな。そいつらを仕事の合間にばばっと調理します(笑)。このサンダルも作ってから5年以上は経ってるんじゃないでしょうか(嫁のも作りました)。5キロくらいなら問題なく歩けますし、靴擦れもしません。
サンダルは木型もなんにもいらないので、慣れれば1日で余裕でできます。きっとそういうワークショップもあるので、つくってみるのも一興かと思います。
まとまりがありませんが、今日はこのへんで!
もうみんなビール飲もう。ビール!飲もう!