おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
ひさしぶりに「手をつかわず履ける」
ハンズフリー靴について
ちょっと辛口で書いていきますか!
ハンズフリー靴ってなによ。
その言い方だと伝わらんて!
「ズボラ靴」でいいんじゃねえ?
別にアイポッズじゃないんだから。
そんなことよりハンズフリーが登場して約3年。
ここまで浸透するって誰が思いました?
もはやそもそも「どこがオリジナル」って
突き止められない。
スケッチャーズなのか?
セダークレストなのか?
実は以前両社にメールを出しましたが
めっちゃいい感じのうやむやアンサーで返ってきました。
書いてる人同一人物じゃねえ?
・スケッチャーズ→特許取ってます
・セダークレスト→技術的特許取ってます
まあどうでもいいや。
仲良くやってください。
両方あった方が消費者にとっては得です。
ひとまず今日は
ちょっと巷に溢れすぎたこの手の靴について
白黒つけよう。
おすすめ3選+NGひとつ紹介します。
・・・
おすすめから。
①スケッチャーズ「スリップインズ」。
(だけど注釈付き)
いいところを挙げていきましょう。
1.履き口が広い
→シニアでも妊婦さんでも
足がとにかく入れやすい。
ハンズフリー靴の中では断トツ。
2.めっちゃ幅広
→幅広が好きな3E以上の方はぜひ。
3.もはやどこでも手に入る
→ABCマート、チヨダ、アズビー、
ららぽーとあたりは
のきなみスケッチャーズ傘下に入りました。
一部百貨店でも販売してます。
中でもこのへんとかはいいです。
「ゴーウォーク フレックス」。
【0のつく日は5%オフ!!】スケッチャーズ スリップインズ スニーカー 靴 レディース 幅広 ワイドフィット ネイビーピンク 紺 グレー ゴーウォーク フレックス 124842W SKECHERS
私の靴マニア、ではなく
靴オタクのフィルターにかけても
このデザインはオリジナルです。
紺×ピンクもスケッチャーズっぽい。
とにかく世間的には
「ハンズフリー=スケッチャーズ」です。
ゆるぎない地位を確保しました。
とりあえず知名度的には
スケッチャーズの「スリップインズ」が
いまどきテレビのCMまで使ってるらしく
認知度がヤバい。
このスタイルの火付け役になったのは
めっちゃ業績でかいです。
・かがまず履けるようになった
・横チャックなんていらない
・かかとを踏みつぶすことがなくなった
目から鱗落ちまくった人、
国内で300万人くらいはいるんじゃないですか?
まだ、ってかたはぜひ履いてみてください。
カカト、おもいっきり踏んじゃっていいです。
それでするっと入ります。
脱ぐときは靴同士をもぞもぞ、ってやると
すぽん、って脱げます。
デメリットとしては
1.デザインのパクリが多すぎる
2.値段ほど履き心地は良くない
3.見た目ほど通気性はよくない
「みんなが履いてるから」
「1万円もしたから」
「CMでやってるから」
を妄信してしまうと、同じ値段の
ほかのメーカーの靴と履き比べたとき
スケッチャーズは物足りないでしょう。
メッシュも耐久性のため、裏地が貼ってあります。
秋冬ならいいんですが、真夏は蒸れます。
価格は高いんですが、原価の半分くらいは
宣伝広告費と考えましょう。
・・
②
セダークレスト「スパットシューズ」。
合皮ですが革靴タイプもあります。
3,280円(!)。
スニーカーシリーズがメインですが
合皮のビジネススタイルは重宝するでしょう。
ちなみに似た感じのものは
スケッチャーズも出してますが
2万以上しますし、その価値はありません。
あくまで私の肌感ですが
国内のハンズフリーのシェア率は
スケッチャーズをぶち抜いているでしょう。
価格相応だから。
ハンズフリー=ズボラ靴などというものに
たぶんみなさんそれほど
期待はしてないんですよ。
玄関にそれがあって、「ついそれを履いてしまう」
程度で十分なんです。
健康のために歩く一番のハードルは
玄関ですから。
私があれやこれや言うより
町をみれば一目瞭然。
1日3人以上はスパットシューズ、見かけます。
この値段で十分!
合皮のビジネスタイプは雨の日とか
冠婚葬祭用に最適ですよ。
斎場スタッフの支給靴にしてもいいと思うレベル。
3,280円なんだもん。
靴のチヨダグループ限定発売にはなりますが
おそらくABCマート以上に店舗数あるので
見つけるのにそれほど苦労しないはず。
・・
③
ナイキ「ゴーフライイーズ」。
16,000円。
NIKE WMNS GO FLYEASE ナイキ ウィメンズ ゴー フライイーズ
ハンズフリー界隈の弱点が
「細身の靴がない」。
ナイキ以外は。
ゴーフライイーズ、まあまあ細いです。
甲も低い。
じゃないと脱げますからね。
公式の幅は載ってませんが
C~2Eくらいの方が適正じゃないでしょうか。
3Eまできてしまうと、やや圧迫感があるのと
偏平足の方はふまずが食い込みます。
ふだんパトリック・ブルックス・
NBの996とかの細身がぴったりなら
まずいけるはず。
一般的なスニーカーよりも
アッパーのメッシュがかため、というのも
特徴ですね。
特に防水仕様ではありませんが、
防水靴並みにメッシュが伸びません。
馴染みません。
履いた瞬間「痛い!」と感じたら
泣く泣くスルーしましょう。
しかし全体が細身でも
トウボックス(つまさき)には意外にスペースが
あるので、
外反母趾・巻き爪のかたでも問題はありません。
(程度問題によりますが)
なによりかっこいいんですよ、フライイーズ。
ゴムバンドがソールに見えて
シュッとしてるのにデザインにパンチがあります。
・・
個人的にイマイチだったのが
ワークマンの「ステップインスリッポン」。
2500円。
2500円だから・・というのもありますが
そもそも婦人サイズがありません。
(24.5㎝~)
ワークマンはフランチャイズが多いせいもあるのか、
私の周りの店舗では4店舗中、1店舗のみの取り扱いで
「行けば在庫がある」というわけでもありません。
安くても買えないのでは・・。
じっさい実物が履けたのも「ららぽーと」内の
ワークマンプラスのでかいところだったんで
そもそもこの靴にたどり着けませんね。
履いた感じは悪くはありません。
2500円の靴にフィット感とか求めてはいけませんが
最大の難所は、「足がはいらない」。
おそらく個人差で相性がかなり分かれます。
良くも悪くもヒールカーブがきつく
脱げませんが、すっとは入りません。
業務用でつかうならまだしも
普段履きに使うならもう2000円出して
スパットシューズの方が無難です。
本題終了!
・・・・・・・・・・・・・・・・
【今日のおすすめの1足】
ご婦人限定ですが
値段相応のハンズフリーだと
やっぱミズノは外せません。
「MEasy」。
7980円。
ハンズフリー靴は
かかと芯が独特なんで、地味にいろんなメーカーが
おなじものを使っています。
ミズノは完全に別物。オリジナル。
バンドの位置が絶妙で
履き口の広さ・伸び具合も
たぶんミリ単位で計算してます。
なんせすっきりしたデザインと
ロゴがでかくないのがいい。
ロゴがでかいとどうしても「ザ・運動靴」に
なってしまいますからね・・。
底も薄いんですが
「ミズノエナジー」を全面搭載してるので
衝撃はほぼありません。
ミズノショップにしか置いていませんが
宣伝広告費と人件費を抑えて
ここまでクオリティが高いって、さすがですミズノ。
※過去ご紹介した靴はこちらにまとめてあります。
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それではまた明日!