きのうまで内容が堅かったので
またふわっといきましょう。
履いてみたシリーズ。
メイドインジャパ――――ンのブランド、
「イウゲン」。
聞いたことないでしょ?
特に宣伝もしてませんから。
が、
つくってるのが
「ユニオンインペリアル」とか
「マレリー」でおなじみの
世界長ユニオン。
ただ着目するのはそこじゃなくて・・・
イウゲンは
「ローファーしかつくらない」。
ロマンティックがとまらない。
ダンスはうまく踊れない。
違う違うそうじゃない。
こんなリミッター振り切ったブランド
あるか?
ハルタだって紐靴つくってるし
Bassだってデッキシューズつくってる。
なのにローファー一本って・・・
まあ、履いてみよう。
なんと木型が2種類しかない(!)。
朴訥な「ラウンドトウ」か
知的な「ほんのりロングノーズ」か。
①「シングルモンクローファー」。
35640円。
Iugen IG203 イウゲン シングルモンクローファー 靴 正規品 ボロネーゼ マッケイ製法 革底 ブラックスエード
私が履くとこんな感じ。
ごめん言い訳させて。
白ソックスは似合わん。
グレーか、ガツンとカラフルか
インビジブルソックスだねえ。
しかしだ。
履き心地は正直ベルルッティ。
すげーよいろいろ。
・木型がほぼ足の骨格
・足の全部に当たって全部痛くない
・甲攻めまくり
これが履いた瞬間の印象。
歩いてみようか。
「静」と「動」で
全然ずれるメーカーあるからね。
・これは靴下だ
・まったく脱げない
・履きならす必要ゼロ
うわうわうわうわうわうわ。
これでアンダー4万?
なーーーにいーーー?
やっちまったなあ!!!!
理屈はわかる。
マッケイ製法のみならず
ボロネーゼ製法だもん。
ボロネーゼ製法って・・・
要は
リアルモカシン(袋製法)。
袋をくるっと裏返して
モカシンの「モ」の字も見せない
ある意味グッドより難しい製法。
話長いから次の木型。
②「タッセルローファー」。
35640円。
Iugen IG105 イウゲン ペニーローファー 靴 正規品 ボロネーゼ マッケイ製法 ブラック 革底
履いてみました。
だから白ソックスは似合わんのじゃ!
そこは指かなんかでかくして見て。
けっこうしゅっとしてるでしょ?
でいて、
ストレスゼロ。
甲は①よりさらに攻めてる。
なによりタッセルがぶらぶら
遊ばないのがグッド!
店内歩き回りましたが、
こちらも「靴はいてる」感覚、
ほとんどありませんでしたね。
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なんでこんなに安いのか。
というより
アンダー4万って高いじゃん?
普通に考えれば。
でもはき心地は
少なくとも個人的には
このへんと同じ。
・ベルルッティ「アンディ」。
20万。
あるいは
同じボロネーゼ製法として
・マグナーニ。
5万ちょい。
あくまでも個人的には
このへんと張り合える。
ベルルッティには
ビジュアルでは勝てんが
マグナーニには余裕勝ちでしょう。
コストを抑えられている理由として、
①アッパーの革に国内のキップのみ使用
②製造も国内ですべて完結している
③よって余計な関税が発生しない
からだと思う。
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買って履きこんだ訳じゃないんですが
リペアの立場から
「相当な年数使える」ってのは
断言できます。
マッケイ+ボロネーゼで
つまさきの減りがほぼないはず。
返りがめちゃくちゃいいので。
ヒールは無限に交換可。
ちょっと難しいのは
ハーフラバーかなー。。。。。
貼れるんだけど、ここまで
絶妙な色がない。
シルクソールでも
ここまで絶妙な色はない。
黒でいいでしょ。
(開き直った)
底の革も国産なので
どーしても弱いっちゃ弱い。
庶民が履くならハーフソールは
この場合は避けられない。
返りがいいからトウスチールは不要。
取り扱い店舗がわかりづらいので
HPで検索してから行きましょう。
↓
本題終了!
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【今日のおすすめの1足】
SUBU(スブ)の
「難燃ワンマイルシューズ」。
6380円。
SUBU NANNEN スブ 難燃 ONEMILE SHOSE ワンマイルシューズ 冬サンダル CAMP キャンプ OUTDOOR アウトドア 正規品
寒いねー。
風邪は足元から。
前にも紹介したSUBU、
雑誌見ててもけっこう出てくるように
なりましたね。
あったかいし、
ふわふわだし、
外も行ける。
このモデルはアッパーに
コーデュラナイロンを使ってるので
燃えにくく、丈夫!
おすすめです。
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それではまた明日!