疲労の極み。
無意識のまま書きます。
はい明日も仕事ですがなにか。
疲労の原因ははっきりしてる。
ここんとこてきめんに
がっつりめこってりめの
二郎系オールソールが多い。
それも本格革靴じゃなく
加水分解したウレタン底ーーー。
1日2足は同時進行でやってます。
このひと月くらい。
なにが疲れるかって・・・センス。
たとえば。
本格革靴のグッドとかマッケイの
オールソールは暗記科目で
「答えが決まってる」んです。
それに対し。
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たとえば。
これどうしようか。
ガチでセンスと想像力が求められるでしょ。
しかも靴と対峙して
・できるかできないか
・時間と費用
・どんな感じで仕上がるか
を
だいたい3分以内で答えなければならない。
しかもわかりやすい言葉でね。
さてこの写真のケースは
ウレタン底が加水分解したものです。
さあどうする?
こうする。
修理後の画像。
↓
自画自賛ですが悪くないでしょ。
でも
この完成図が3分以内で浮かばないとアウト。
いうてもパターンは決まっていて、
シニアのコンフォートなら、なにかと万能な
ビブラム#2060を使用。
超軽量なのに
グリップがよく、粘りもあって
意外に削れずらい。
ちなみに修理代は
両足で12100円(税込み)。
期間は3日間。
なんとなく雰囲気でわかると思いますが
この名もなき靴、たぶん買った時は
1万前後くらいだったはずなんです。
「いや、買った方が安いじゃんw」
と思った方は
激アマですな。激アマチュアですな。
いいですかーーーーーー。
新しい靴を買う方が
100万倍めんどくさいんです!
特にシニアの方は。
・モノが多すぎる
・どこで買ったか定かでない
・憶えててもたいてい廃番
・販売員は話を聞いてくれない
で、ここにたどり着くと。
いいじゃないですか。
EVAだから加水分解しないし
部分修理も楽勝だし。
誰の得にもなりませんが
リペアの手順はこう。
①オリジナルの厚みを測っておく。
②古いソールを全部手とナイフと
グラインダーでそぎ落とす。
すっきり。
間髪おかず
③シャンクが折れてたら取り替える
(この場合は折れてない)
④フィラーのスポンジも取り替える。
⑤なにかと便利な「おしぶち・丸ゴム」を
ぐるっと取り付ける。
これに接着剤をつけて
巻く!
もういい感じでしょ。
わかんないだろうけど、
ここまで来たら100点取れるのがわかる。
で、
スポンジも新しいの貼る。
削ってフラットにする。
ここまで
シンプルに作業時間だけなら30分。
で、新しいソールを貼って
こうなる。
毎回ここで終わらせたいんだよな―。
マジで。トリミングしたくないの。
実物みたらほんとかっこいいよ!
不本意ながら削ったらこうだ。
丸コバもいい感じで
一体感出してくれてる。
あーーーー、
このおばあちゃん、喜んで
今日持って帰られました。
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メンズもこう。
手順一緒だから
写真見ればわかる。
コールハーンの10数年前のやつ。
持ち込まれた時には
すでに全部とれてた。
やることは一緒。
こう。
最後やりたくないけど
トリミングして及第点。
んーーーーーー。
ソールが黒って重いな。
せめてレンガソールにでも逆提案すれば
よかったかも。
まあ今から考えたら無理ですわ。
だってこの時連絡ミスで
お客さんに渡す
3分前でしたから(ガチ)。
ギミックでおしぶちにこれ使ったら
一気になんちゃってサント―ニよ。
いいなあ。
いいと思うんだよなあ。
次やってみよう。
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どう?
全然、本当に役に立たなかったでしょ?
読者をどんどん置いていく
「制御不能暴走ブログ」なんで
書いてる私が苦しむ様子を楽しんでくれればいい。
ニュースタイル。
本題終了!
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【今日のおすすめの1足】
小学生の上履き用に。
アシックス「スクスク」。
3316円。
アシックス asics 即納可 送料無料 スクスク Mini 上履き CP MINI ホワイト×ホワイト TUU107
小学生の上履きの最高峰ですね。
忖度なしに。
そもそも「上履き」っていう制度が
終わってると思うんですが
現実はしかたない。
完璧な設計。
幅が狭い・広い関係ない。
洗濯機で洗える(乾燥機だけはNG)。
インソール着脱可。
足元に不安があれば
これにかえるだけでいい。
シダス「コンフォートジュニア」。
アンダー3000円。
シダス(sidas) コンフォート ジュニア インソール 326895 高機能中敷き 子ども用 (キッズ)
投げやりじゃなく、忖度もなく
マジでなーーんもいうことありません。
100点中の100点。
もう何年も継続して、アップデートして
ようやく採算とれるようになったのかな?
あらゆる意味で完璧です。
ダメなところがみつからん。
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それではまた明日!