おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
子供靴とサンダルについて。
冒頭から結論ですが
まだそんなに歩けないうちの
サンダルはまだOKですが、
だいぶ活発的になり
けっこう歩くもしくは小走り、
たまに転倒までするレベルだと
もうサンダルはやめた方がいいです。
サンダルではなく
「水遊びシューズ」の方が
絶対いいです。
・・・
理由① つくりやすいが脱げやすい
子供用のサンダルでも
12㎝くらいからあるんですね。
ほとんどファーストシューズ
(はじめて履かせる赤ちゃん靴)なみの
サイズ展開じゃないですか。
履かせやすいし、
一番面倒であろう
「靴を買うとき」にも
目視でサイズ感、選びやすいですしね。
でもそこまでだ。
マジで危ないです、サンダル。
連日目撃してますが
歩いてる途中とか、もっと小さい
お母さんの腕の中の赤ちゃんのサンダルでさえ
脱げて飛んでいってトラブルのもとになります。
きのうはとなりの抱っこされてる
乳幼児が暴れまくって
案の上サンダルが脱げて
こちらにふっとんできました。
物理的にマジックテープの面積が
絶望的に小さく、
履かせやすいかもだけど
予想以上に脱げやすい。
そしてメーカーも
言い方はかなり微妙ですが
あやしい中華製品も多いので
足のことなど1ミリも考えていない
製品もあふれてます。
今度写真にとりますが
マジックテープの質も
絶望的に悪いメーカーが多い多い。
いきなり業界の裏話ですが
サンダルはおいしいんですよ・・。
木型がいりませんから。
特に子供用のスポサンは。
底があって、適当にアッパーをつくって
それをソールにつっこんで
それなりの箱に入れてしまえば
いきなり5000円とかで売れます。
在庫が眠っていても
あんまりデザインの流行とかが
関係ない分野なので
つくる側もいい加減なところが多い。
それに再三書いてますが
サンダルはとりあえず一度は
ヤバいものに巻き込まれるんですよ。
・エレベーター
・エスカレーター
・なんかの扉
このへんは命にかかわってくるし
私も過去百貨店勤めが長かったので
お客さんにはいちいち知らせない
ヤバい事故と被害者=加害者の方々、
ずいぶん見てきましたね・・・。
とりあえずサンダルは絶対脱げます。
週明けだと結構な頻度で
道のかたわらに子供用のサンダルが
片方だけ打ち捨てられてるのは
確実に暴れまわってふっとんでいった
証拠です。
・・・
理由② 偏平足になる
ありきたりかもですが
私なりの視点で書きます。
これは無名・有名関係なく
どこのメーカーのサンダルでも
足まわりのバンパーがでかすぎるんです。
バンパーって呼ぶかは知りませんが、
ストラップの外側ぐるりの部分。
あれ結構かたいか鋭角なので
けられると地味に痛いしw
とりあえずカカトが絶対あってません。
こんな写真みたいに
きれいに収まってないんですよ
100%!
大人でもそうですが
子供はとくにそう。
カカトが底から「内側に」
確実にはみ出てます。
すると子供ながらに足の裏、
とくにカカトが痛いので
いやがってサンダルを吹っ飛ばすかw
引きずるような歩き方になって
(よく見かけるはずです)
足の裏の筋肉がどう発達していいか
困ってしまうはず。
あのですね・・・。
コロナが終わって、
急速に子供たちの歩き方が
いい感じで変わってきてるんです。
データはありませんし
そういう「いい情報」はニュースが
取り上げるわけもないので
ここで書いておきますね。
緊急事態宣言~数年間で
外を走り回れなかった子供たちの足・脚に
トラブルが多いのは周知のとおり。
体力がないとかね。
しかしコロナ直後に生まれて
今の幼稚園児くらいの子供って
みてるとかなりしっかり
歩けてるし走れてるんです。
対して小学生の高学年とか
中学生とかは
まだ歩き方がふらふらしてる子、
かなりの頻度で見かけます。
歩いて走れば足は成長するんです。
そこをサンダルで邪魔するのは
めちゃくちゃもったいないですね。
扁平足になる、って書き方しましたが
正確にいえばこう。
足の骨ってこうです。
とりあえず、カカトの骨は
足の真下じゃありません。
わずかに外です。
それを内側から支えてるのが
土ふまず。
だから筋力が低下すると
足が内側に倒れていくわけです。
成長期に運動しておけば
人生のかなりの長い期間の
筋力の貯金ができます。
骨格・靭帯も関わってくるので
あとから挽回しづらいのが
なかなか痛いところです。
そこをサンダルで邪魔はNG。
・・・
・子供も嫌がるし大人もストレス
個人的な経験ですが、
子供の時にサンダルって
シンプルに痛くてイヤでした。
今のサンダルはアッパーもソールも
かなりクッションが効いているので
そんなに痛くないだろう・・と思ったら
そうでもありません。
ふだんがはだしもしくは靴なら
サンダルは不快感MAXなはずです。
面じゃなく線で縛りつけるわけですから・・。
サンダルで走り回ってこけてる子供を
観察すると、
やっぱサンダルはジャマにしかなってません。
夏は暑いし大人も子供もイライラする。
子供は歩きたがらない。
「早く歩きなさい!」と大人も
声がでかくなる。
心当たりありませんか。
ついでにいえばサンダルって
意外と履かせるの難しいですよ。
汗べっちょりの足だと
すっと入ってくれません。
脱げやすいのに履かせづらい。
これはかなりなストレスですよ・・。
うちの子にもサンダルは
履かせませんでした。
まあ本人も履きたがらなかったので。
一方。
水遊びシューズだと
カカトの骨のサポート~
ふまずの筋力増加まで
自然に寄り添ってくれます。
なやんでたらこれですね。
いつもの。
イフミー「サマーシューズ」。
3245円。
2足セットで6490円 IFME イフミー サマーシューズ サンダル 水遊び プール 海 水陸両用 20-3313 20-3314 男の子 女の子 【子供・キッズ】
どうしても文章にすると
理屈っぽくなりますが、
履かせて歩かせれば
「やっぱこっちじゃん」って
一撃でわかります。
こっちなら片手で履かせられるし
簡単に洗えますし
個性によりますがかなりの確率で
サンダルより子供も積極的に
歩いてくれます。
ぶんぶん足を振り回しても
ふっとんでいきませんしねw
サイズ選びも目視でできるし
(カップインソールがはずれます)
サンダルより安全だし
靴どうしが邪魔をしないので
走りやすいはず。
あ、いまさらですが
クロックスはダメですよ。
エスカレーターのあの警告、
ずっとなくならないでしょ?
ずっと起きてるってことなんです。
毎年片足を失なって
かつエスカレーターの修理費用を
請求される家庭が
ニュースにはならなくても
確実にあるはずです。
サンダルでも簡単に巻き込まれます。
だから子供サンダルはやめましょう!
本題終了。
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【今日のおすすめの1足】
子供用のサンダルで
唯一いい!と断言できるのは
これだけ。
キーン「ニューポートH2 チルドレン」。
5980円。
まあサンダルといっても
ほとんど靴には近いんですが・・。
キーンは値段もいいですが
ずっとこのモデルもつくり続けてるだけあって
手抜きをしませんね。
カップインソールじゃありませんが
サイズ合わせはアッパーのすきまから
目視で合わせられます。
まあ・・・もう・・・丈夫。
しっかり自分で靴を履けるようになったら
アウトドアサンダルなら
あらゆる意味で安心です。
紐代わりのコードも
しっかり収納できる仕組みなので
巻き込まれ事故は起きません。
夏休みと
学校のない日、
ちょっとした冒険にもいいですね。
子供のころこれ買ってもらったら
気分爆上がりだったでしょうね・・。
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最後、いつものCMです。
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私の視野を広くさせてくれますし
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軽くなります!
靴のお買い物アテンドもやっています。
こちらもよろしくです。
↓
今までブログでご紹介した靴は
こちらにまとめてあります。
↓
シューフィッターこまつのROOM - 欲しい! に出会える。
ぬるっとYouTubeはじめました。
「シューフィッターこまつch」です。
日替わりで靴のことを
なんかしゃべってます。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=CgU6Didtong
完全脱力系ですので
缶コーヒーでも飲みながら
なまあたたかい目で見てください・・。
チャンネル登録、高評価、
お願い致します!
それではまた明日!