あっづづづづぁ。
東京は今日も35℃。
うちのエアコンも冷房18度でフル回転させてるんですが、
このブログかいてる部屋、エアコンがないんですよ。
顔のよこ50センチのところにアイリスオーヤマの
サーキュレーターを全開にして書いています。
サーキュレーターのうしろにでっかいアイスノンを置いてみたんですが、
気化熱がすごくて10分もちませんでした(笑)。
さ、本題いきましょう。
いきなりクイズです。
これ、だーれの靴だ?
答え、映っちゃってますね(笑)。
そしてこちらは明治天皇陛下の靴です。
短靴のサイドゴアみたいですね。
ちなみにネットで写真がみつからなかったんですが、
大正天皇陛下はサイドゴアブーツです。
今上天皇陛下も含め、
歴代天皇陛下・皇室の靴を一身につくってきたのが
「大塚製靴」
です。
あまり聞きなれない人もいるかもしれませんが、
「ハッシュパピー」って靴、きいたことありません?
犬のマークの。
これつくってるの、大塚製靴です。
あるいはシニアのかたなら
「ボンステップ」。
しゃれおつなダンディなあなたなら
「ジョンストン&マーフィー」。
このへんも大塚製靴がつくってます。
大東亜戦争時代、海軍の軍靴をになっていたのも
ここのメーカーでした。
陸軍担当は日本製靴と亜細亜製靴・現在のリーガルとマドラスです。
当然皇室のかたの靴は専属の職人が
フルオーダーでつくってるはずですが、
意外にも大正天皇陛下の奥様である
貞明皇后は既成靴の「ボンステップ」を、
上皇后陛下はデイリーユースで「ハッシュパピー」を
履かれていたようですね。
歴代天皇陛下の靴はすべて「ハンドソーンウェルテッド」製法、
別名「十分仕立て」でつくられています。
ようは革をミシンで縫う以外は
いっさいの作業をひと針ひと針職人の手でつくっているんです。
また、半永久的に靴底のはりかえが何度でも可能なため、
1足1足をそうとう長く履かれていたと思います。
今でも大塚製靴では、一般人でも
オールハンドメイドはうけつけています。
http://www.shoe-collection.jp/m5/au-index.html
でもそんなに頑張らなくても、ここのメーカーのいいところは
「良心的な価格で」「高品質のものを」つくっているということです。
たとえば、
今わざわざ3万とか出して「グッドイヤー製法」の靴を
気軽に買える人、少ないですよね。
なので接着剤でソールを貼りつけるだけの、一番低コストの
「セメンテッド製法」の靴なんかもどんどん出してます。
1万8千円。
近くでみないと、「グッドイヤー」か「セメンテッド」か
絶対わかりません。
あと、この靴ネット広告でよくみかけませんか?
【大塚製靴公式ショップ】RG-6007 クラシックレザースニーカー/140年の歴史を持つ老舗ブランドの新提案 by 大塚製靴/OTSUKA/オーツカブラック黒/ブラウン茶/ダークブラウン/レッド/ネイビーブルー/ホワイト白[紐靴/ブランド/メンズ/カジュアル/ビジネス] 楽天で購入 |
「1足買いましたが、もう1足買いたくなりました」
・・みたいなキャッチコピーでしたっけ?
レザースニーカーですが、革靴のドレスシューズの木型を
そのまま使っているので、地味に高級感があります。
街中でもよくみかけるようになりましたね。
厚底に抵抗のあるシニア向けのスニーカーとしては、
異例のヒットではないでしょうか。
もしかすると、そのうち
今上陛下も履くようになるかもしれませんね。
みなさんも一生に一度は「皇室御用達」
体験してみてはいかがですか?
ではまた明日!