おつかれさまです
シューフィッター「こまつ」あらため
シューフィッター佐藤靖青です。
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厚底ブームから一足遅れて
「厚底が疲れる」ブームがきてます。
おもに私の周りですが。
HOKAもオンも疲れます、
なんででしょう？っていう質問に
今週5件お答えしましたので（マジです）
ちょっとまとめましょう。
というか
「この靴にはこのインソール」って
ほぼ暗記科目なので参考にしてみてください。
※とはいえあくまでも目安です。
個々人の足の事情によってちがいますので
あくまでも目安（2回言った）として
ご参照ください。
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パターン①
HOKA＝スーパーフィート
完全に市民権を得ました、クリフトン９。
これにはこれ。
最近ハマってるスーパーフィートの各シリーズ。
安くなってます。
4500～4900円。
スーパーフィート、
黒→ローアーチ（扁平足）
青→ミドルアーチ（標準～やや扁平）
緑→ハイアーチ
くらいに考えてください。
私は偏平足ですが個人的には
青がフィーリング的に好きです。
スーパーフィートの特徴は
なんせいい意味で硬い。
体重があろうが負荷がかかろうが
関係ありません。
対してHOKAは人によっては
沈みすぎるんです。
HOKAだけでなく
・アシックス「ゲルニンバス」
・オン「クラウドモンスター」
・なんかそれ系の
を、走るんではなく歩くように履いてると
意外と足の裏～スネが疲れるでしょう。
特に速足がクセになってる方。
体重が軽くても、速足で歩くと
片足にかかる体重は約3倍。
クッションも必要ではありますが
適度に反発しないと靴がついてきません。
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パターン②
ドクターマーチン＝BMZ「ジエイタイ」。
マーチン、ワークブーツ由来なんで
ハーフサイズがありませんし
くるぶしから下もかなりスペースが
あります。
要は「たてはちょうどいいのに
全体的にゆるい」という
謎の現象が起きるんです。
特に華奢な足の方の場合。
マーチン公式のインソールって
あんまり意味ないんですよね・・。
これで2580円はちょっとなあ。
公式＝良いもの とは限りません。
これってワークマンなら580円・・。
こっち試してください。
BMZ「コンプリート ジエイタイ」
5980円。
マーチンに限らずワークブーツ全般で
くるぶしが覆われてるもの全般に。
すべりませんし、好き好みわかれますが
余計な凸凹がありませんので
ブーツの良さをフルに発揮できます。
「自衛隊の声」はやや盛ってる感があるかな、
とは思いますが
サバゲ―やってる方からの評判は良好。
厚みが3ミリあるので
ハーフサイズ靴が小さくなると思ってください。
ゆるゆるだけど足が滑って疲れる方にベスト。
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パターン③
バッシュ＝ソルボ
絶賛値上がり中のエアフォース。
ウィメンズはまだ安いです。
14850円。
NIKE WMNS AIR FORCE 1 '07 ナイキスニーカー ローカット ナイキ ウィメンズ エア フォース 1 '07 WHITE/WHITE ホワイト 白 定番モデル DD8959-100
これにはこれ。
ソルボ「ヘルシーフルインソール」。
1580円。
ソルボ インソール ヘルシー フルインソールタイプ インソール 衝撃吸収 中敷き 立ち仕事 送料無料
エアフォース、私も買いましたが
意外とインソールががっちり
固定されてるでしょう？
スタンスミスでもいいんですが
オリジナルのインソールが取れなかったり
靴全体が重ければソルボ。
カカトのへこみがついている
「カップインソール」ではありません。
あくまでクッションに徹しています。
あんまりきつくならないのもグッド。
エアフォースも「エア」が入ってるとはいえ
ご婦人にはなかなか硬いんです。
私も最近使い倒してますが
頑丈なだけあって
本体もなかなかタフなつくりです。
エアの良さを感じる前に
特にご婦人の方に多いですが
本体にはじき返されて疲れる方多数。
美容師の方に多いですね。
バッシュまでいくとかえって
カカト周りのカウンターは
かなり硬くできています。
であればソルボの出番です。
立ってても歩いても衝撃という衝撃は
ほぼ吸収してくれるのでラク。
インソールが取れないものに
「カップインソール」は悪手です。
カカト周りがたぶん合わなくて
しわしわになって、気持ち悪いはずです。
ソルボもカップインソールが主力ですが
あえてカカト周りがフラットで
ふにゃふにゃなこれがいいです。
硬い底→やわらかいインソール
やわらかい底→硬いインソール
これが基本です。
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インソール「だけ」とか
靴「だけ」で
なんとかするより、組み合わせた方が
3倍くらい効果出ますよ。
というかインソール「だけ」で
謳ってる、あるいは極めて近い商品って
まずまず詐欺ですので
ほんとお気を付けください。
ご安全に！
本題終了。
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【今日のおすすめの1足】
アシックス「GEL-NYC 2055」。
17600円。
インソールとか本体との組み合わせとか
めんどさい、と感じたら
ひとまずこちら。
このモデルもそうですが
2000年代の復刻版のY2Kモデルの靴って
今の時代、「歩く」限定なら
かなり優秀なモデルが多いです。
これもインソールはいじらなくても
通院してるようなよほどの方じゃない限り
なにも問題はないでしょう。
今の靴より考えてるんじゃないか？
というレベルの構造です。
内/外で極端なほどソフト感がちがいます。
クッションも抜群なのに、
良くも悪くも当時のテクノロジーの限界で
HOKAとか現在のハイテクアシックスほど
沈み込みません。
まあ、その分争奪戦でもあるんですが・・。
※過去ご紹介した靴はこちらにまとめてあります。
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それではまた明日！
