おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
お盆でもなんだかんだ
仕事してます。
ご相談メールもありがとうございます!
仕事がなくても笑ってられるくらい
余裕を持つ大人になりたいですな
わははははははははははははは。
さて。
連載ではありませんが
ダイヤモンド・オンライン様に
寄稿させていただきました。
「サンダルの靴ずれ」どう防ぐ?効果的な方法と“要注意サンダル”とは | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン
なんかこう・・・
金融リテラシーの塊のイメージだったので(失敬)
お話が来たときは
「ななななんで?」って思いましたが
足の悩みは誰でも持ってるってことっすね・・。
・・・
最近YouTubeの助手のK君に
靴を買いました。
彼自身はデジタルが専門分野ですが
靴はそれほど興味はない
一般人です。
沼に引き込むしかあるまい。
HOKA「クリフトン9ワイド」。
メガスポーツ店で
さくっとこちらを買いました。
もう履かせた瞬間に
(とぷん・・)という
なにかが落ちた音はしましたが
聞きなれたものです。
買ったあと試しに
階段を2段飛ばしでジャンプして
降りてごらん、と
完全にパワハラをしましたが
「え?あれ?衝撃は?あれ?」と
予想通りのリアクションを
してもらいました。
これでもう彼はあとには引けなくなったでしょう。
とはいえ
クリフトンだけだと心許ないので
数足買おうと。
ただしHOKAではつまらない。
ここで問題が。
私が見繕った靴に
なんとなかなか納得してくれない。
まあ最初にHOKA履かせたら
そうもなりますよね。
お買い物アテンドの悪いクセが出ました。
NBもアシックスも
「なんかふまずがしっくりこない・・」
「なんかふまずがあたる気がする・・」
「なんだろう・・ふまずかな・・?」
ふまずふまずってうっせえな!
と思わず声に出るところでしたが
こういうことだったんです。
当然彼の足はさわってます。
やや開帳足気味というのと
カカトがスーパーストレート、
気持ち外反足気味かな?
という程度で
それほど問題はありませんでした。
要は「ふまずが合ってないといけない」という
先入観だったんですね。
結論から言えば
ふまず自体が「止まった状態で」
完璧にあってたら
歩けませんて。
いわゆるビルケン現象です。
だからシダスをはじめ
専門メーカーのインソールって
思った以上にふまずが
「たりてない感」と
「場所がちがう感」がするんです
いいんですそれであってるんです。
「ふまず」って筋肉と靭帯の集合体なんで
歩いたり動いたりすると
伸縮するっていつも言ってるじゃないですか。
なのでもともと入ってる靴の
インソールの角があたった程度で
「合ってないかな」と悩む必要は
まったくありません。
とくに昨今の一流ブランドのスニーカーは
ほとんどが「オーソライト社」製で、
わりとエッジが立ってるインソールも多いですが
いい感じでつぶれて
足が痛くなることは皆無です。
・・・
K君の疑問はつづきます。
「さっきこまつさんが
ちょっとアーチが潰れてるね、って
言ったじゃないですか。
あれ、どうやったら戻りますか?」
戻りません。
絶望で頭をかかえるK君。
しかしここでも
「このインソールでふまずを戻す!」って
よく謳われてることに
あらためて気づいたんです。
一流アスリートでなければ、
足の成長がおわってから
ふまずをはじめとして
足のアーチが自力で回復することは
まずありません。
そういうことを謳ってる製品からは
ちょっと距離を置きましょう。
暴論かもですが、
つぶれたアーチが元に戻る必要って
ないんですよ。
そのために別売インソールがあるわけで。
ふまず(アーチ)と「目」って
すごく似ています。
子供のころをピークに、
基本落ちた視力が元に戻るって
手術以外あんまりないじゃないですか。
あれと同じ。
アーチの場合は成長が終わった筋肉・靭帯に
どんどん体重が乗っかっていくわけで、
タオルを寄せた程度の運動で
アーチがもとに戻るわけがありません。
ここ大事なんでしっかり書きますね。
・タオル寄せ運動
・はだしで足の裏をきたえる
あたりは、効果はあります。
ただしトラブルをいったん回避する程度か
筋力を「維持」するくらいに
イメージした方がいいです。
「べちゃっ」とつぶれたアーチが
「びしっ」っと元に戻ることは
手術以外ありえませんし
アスリートじゃなければその必要も
ありません。