こんちは。
靴修理人 兼 シューフィッタ― 兼 靴マニアのコマツです。
どうでもいい話ですが
かれこれ20年弱、精神科に通ってます。
はじめは不眠症でした。
ほどなく鬱にやられました。
とどめにパニック障害。
パニック障害って、こんな感じです。
ジェットコースターのびゅーんって
急降下するあの瞬間、あるいは
フリーフォールで落下する瞬間、
あの絶叫時間が脳内で
20分とか続くんです。
いつもではありません。
今だと半年に一発くらいです。
これがいつ起きるかわからない。
常に黒ひげ危機一髪なスリリングな生活です。
電車や人混みでのパニック障害は
今でもあります。
東京に住みながら、なかなか
都心には行きづらい。
それでも今は薬でなんとかなってます。
ただ・・
鬱の薬(抗鬱剤)がきついんですよ。
お酒飲めませんから。
抗鬱剤+アルコール=ゲロ地獄 なんです。
汚い表現、失礼しました。
すまんこ。
さてさて、本題いきましょう。
もし今、精神が不安定っぽいなーっていう
自覚がある方がこれ読んでたら、
まずは精神科行きましょう。
最近では「メンタルクリニック」
っていうソフトな表現がやさしくていいですね。
でも、やっぱり避けたいですよね。
薬漬けにされるかもわからんし。
気持ちわかります。
・・・というかたは、
だまされたと思って
「アンクルブーツ」はいてみてください。
理由はあとで説明します。
アンクルブーツって、こんな感じです。
素材はなんでもいいです。
色もお好みでいいです。
メーカーも、値段もどうでもいい。
大事なのはただ一点、
「くるぶしが覆われていること」
くるぶしはここ↓
ここが覆われてればOKです。
こんなのでも全然OK。
くるぶしが覆われたら、それが
アンクルブーツです(名の通り)。
チャッカブーツとも言いますね。
今まで短靴しかはいたことない人なら、
その安心感に驚くはずです。
たとえるなら・・・
野宿しか知らない人が、
テントの中の安心感にびっくりするくらい。
ここからはメンタリストDaiGoさんの
受け売りですが、アメリカの
カンザス大学の研究で「靴と性格」を
研究したことがあり、
「攻撃的な性格」
の傾向があるという結果でした。
そしてここからはコマツの考察ですが、
「普通の人なら攻撃的」なら
「メンタルが弱ってる人には武器になる」
と直感しました。
ていうか確信してます。
私自身、革靴だとここ20年
冠婚葬祭用の勝負靴以外は
気づいたら全部ブーツでしたから。
今は販売していないビルケンのチャッカ。
10年くらいお世話になったデザートブーツ。
展示会とか、だるい時にキメていく
トリッカーズのカントリー。
チャッカブーツではありませんが、
「だるいけどちゃんとしなきゃいけない」時には
絶対これを履いています。
精神安定剤を普段の倍くらい
飲んでる気には確実になれます。
あと、
天候がやばい時のダナーフィールド。
カントリーもダナーも、
ブーツでありながら真夏以外は
蒸れません。
病んでる証拠にもなって気持ちは複雑ですが、
ひとまず「メンタル無敵」モードにはなれます。
でもちょっと高いなー、
と思う方には、
もっと手ごろなのがあります。
はい、オールスターのハイカット。
あるいは、
バンズのチャッカ。
ABCマートに行けば数千円でいつでも買えます。
心理学的にはアンクルブーツと同じで、
「くるぶしが覆われてる」だけで
安心感が半端ない。
理屈はわかりません。ごめんなさい。
そして多かれ少なかれ、
ミッドカットやハイカットをなんとなく
選んじゃってる人は、
たぶんちょっと心が疲れてます。
世間に対してのガードが超ディフェンスモードに
なっているでしょう。
でも、それで全然いいんです。
できるだけ自分を許して、
脱力を意識して、
少し休みましょう。
休めない人(私だ)は、
なんかやばいかも
って頭をよぎった日には、
アンクルブーツ履いて、少しでも自分を
ラクにしましょう。
世の中の99%のことはどーでもいいことです。
ただひとつだけ逃げられないことが
あるとすれば、
「どうやって生き抜くか」
これだけじゃない?
まずは一歩目として、
(あ、なんかうまいこと言った・・)
アンクルブーツためしてみましょ。
それではまた明日!