元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

87 99%あたる靴修理屋のアタリとハズレのみわけかた。(アップデート版)

そもそも靴修理屋って近づきがたいですよね。

っていう話をきのうしました。(完全攻略法も書いたので、ぜひ読んでください!)

イメージ的には、

おっさんがぶっきらぼうに上から目線でエラソーなこと言って、

値段もあいまいで、気分悪くなって帰る・・

というパターンが頭をよぎりませんか?

正解です(笑)。

全員じゃありませんが、

8割くらいの靴修理人はこのパターンです。

やっぱりこんなニッチな商売はどうしても社会不適合者(わたしもです)が

ながれつく場所でもあるので、

腕はヘタなくせに

くわえてコミュ障(私だ・・・)が多いのは完全に事実です。

それに、靴が好きでこの商売えらんだ人間なんかそうそういません。

(私は好きではいりましたが・・)

信じられないかもしれませんが、

何十年やってようが、99%の職人の靴の知識はあなたとそう変わりません。

タクシードライバーが車好きとは無縁と一緒です。

なので残念ながら、アタリの店が極端にすくないのも特徴です。

その少ない店をみわける方法は、

単純に、店がぱっとみてキレイかどうか、です。

もうマジでこれだけです。

ぱっと見でキレイな靴修理屋ってめちゃくちゃ少ない。

百貨店にはいってようが、地下鉄のそばでやってようが、無関係です。

「そうじと接客と技術」っておもしろい関係なんです。

使う脳の部分がまるっきりちがいますから。

一番脳をつかわないのは、技術。手が勝手に覚えます。

つぎに脳をつかわないのは、接客。慣れですから。

そうじ・・・これだけは毎日、毎回意識しないと習慣づきません。

断言しますが、店がキレイなだけでそこの店員は頭がいいです。

頭がよければ靴修理なんて余裕な仕事です。

コミュニケーションもとりやすいので、トラブルも少ないでしょう。

スタッフが何人かいる店なら、職人のレベルにも差はあります。

これも同じことで、アタリの職人をあてるのはめちゃくちゃ簡単。

「エプロンがキレイかどうか」

「手がある程度きれいかどうか」

だけで判断できます。

技術がある人間ほどエプロンをそもそも汚さないし、

キレイな修理をするには汚い手では作業できません。

なんかきたねえな、という店員にはつき合わないことです

ラーメン屋と違って、きったない店に腕のいい職人がいる可能性は、

靴修理にかぎってはかぎりなくゼロです。

ご参考になればと思います。

ではまた明日!