おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
スエードがメンテがラク、と
書いたじゃないですか。
意外と知らない“革靴の買い方”。実は「メンテナンスが楽」な素材とは | 日刊SPA!
簡単にまとめると
スエードの場合のメンテは
スエードスプレーとスエードブラシがあればいい、
という内容です。
ウソはもちろん書いてませんし
まあ世の中の9割のスエード・ヌバックの靴には
あてはまります。
が、「残りの1割」に
大事な補足もあるので
書いておきますね。
・・・
サフィール スエード & ヌバック スプレー 栄養 補色 着色 防水 撥水 油分補給 スエード 起毛革 スエードスプレー スエード 用 塗料 スプレー Saphir 200ml
スプレーの場合、
当然ですが靴のうしろに
着色スプレーが飛び散るわけです。
有機溶剤なのでそこそこ・・というか
かなりのシンナー的匂いもありますし
吸ってはもちろんNG。
ということは外での作業になるんです。
ほとんどがベランダか
玄関先でしょうか。
新聞紙が必要です。
スプレーがコンクリについた場合
けっこう落ちません。
色も黒とかネイビーなんで
つくとかなり目立ちます。
そして靴の中に着色スプレーが
入ってもNGなので
靴の中にもパンパンに新聞紙もしくは
キッチンペーパーなんかを詰める必要があります。
ここまでお膳がそろったら
狙いをさだめてスプレーしましょう。
このときも2点注意。
①ソールにも色がつく
黒のスエードに黒い底なら
問題はありませんが、
(これが世の中の9割)
高級ラインでたまーにある
こういうのはやっかいです。
ソールがまったく色が違うパターン。
一応マスキングテープで
ぐるぐる巻けばいいんですが
3Mマスキングテープ243J [24mm×18m] 1箱50巻入り 外装・内装・マスキング・養生・車両塗装・耐熱・模型
イメージのとおり超めんどくさいです。
この写真のローファーだと
履き口の周りの素材、
イタリアンテープとか呼んでますが
ここに色がつくのも微妙。
私は前職で何回かやらかしましたが
スムースにスエードスプレーがつくと
意外に目立ちますし
「やっちまった」と思ったら
速攻で拭き取らないとアウトです。
なのでここにもマスキングテープを
貼る必要があります。
なかなか心折れるんですよ・・。
トラップがもうひとつ。
②糸にも色がつく
あたりまえです。
これもほとんどの場合なら
問題はありません。
黒でもダークブラウンでも
まあどんな色の革でも
糸が同色ならそのままかけてOK。
あ、紐は必ず外してください。
意外に浸透して
まだら模様になるので。
問題はこういうのだ・・。
糸だけが白い・・。
スムースレザーでも同じ問題で
ここに色が着いたら
二度と取れません。
二度とだ。
なのでここにも
マスキングテープ。
しかも細さも自分でカットしなきゃなので
9割の方がここで心が折られ
「まだ逆足がある・・」と気づいたときに
残りの1割も心折られます。
・・・
なので!
ご自身でスエードをメンテしたいなら
こっちがいいですね。