元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

586 スペイン靴への持論。

最近やたらと

スペインの靴に縁があります。

今日はスペイン靴について。

 

現場でも気づいた時には

スペイン靴に包囲されてることも。

よくありますよね。

 

こんなメーカーを紹介していきます。

最初に名前出すとつまらんから

画像だけで当てれたらすごい。

 

ちなみに高い順です。

 

 

この3つに絞りましょう。

 

つーかなんで

ラテン民族代表みたいなスペインが

軽くてチャラい靴じゃなく

かたくて重いグッドをつくってるのか。

 

A:厳密にはマヨルカ島限定です。

 本土は「スペイン」という意識すら

 もってない地方同士の仲の悪さ(笑)

 

 英西戦争以来、長くイギリスの文化に

 影響され続け、本土はどんどん日和っていったが

 マヨルカ島は別。

 

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さて本題いこう。

 

①カルミナ。

 

CARMINA カルミナ 【オールシーズンOK】 グッドイヤーウェルト製法 ボックスカーフ 内羽根 レベルソ仕立て ストレートチップ シューズ 革靴 80424 RAIN ダークブラウン MARRON 80424-dbr 100

 

約7万~。

 

「ヤンコ」を設立した

ホセ・アルバラデホ氏が1991年に

アルバラデホ」として別枠で設立。

 

97年に「カルミナ」に改名。

 

・当たり前にボックスカーフ使用

・当たり前にグッドイヤー

 ヒドゥンチャネル(ドブ伏せ縫い)

・アッパーの縫いに命を懸けており

 

縫い目を見せない「レベルソ縫い」

(日本だと「無双縫い」)が得意。

 

正直うちの店にも

数か月に一回来るか来ないかの

間違いなく超高級品。

 

トウスチールか

ハーフソール+鏡面は

やった覚えがあります。

 

試し履きはさせた頂いたことがありますが

・・・・・無難。

 

履き心地よりは

「魅せる」方に重きを置いてますね。

艶がやばい。

 

ぶっちゃけヒールもう少し

小さくならんかな。

ここまでアッパーに凝るなら

せめてこのくらいまで

ヒールはちっちゃくしてほしい。

 

育て度

☆★★★★

 

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②ヤンコ。

 

ヤンコ モンクストラップ ダークブラウン(YANKO 14446 DARK BROWN)

 

5万円前後。

 

これは週一で来ます。

とりあえずヒール。

とりあえずハーフソール。

 

かなり庶民寄りの

リペアが多いですね。

鏡面もやったことないかも。

 

実力主義」という言葉が

このメーカーには似合う。

使えればよし。

 

オールソールも幾度となくしましたが

革底でもビブラムでも

ダイナイトでもリッジウェイでも

全部にちゃんと絡みます。

 

唯一改善してほしいのが

オリジナルのハーフソールの境目。

「半カラス」をイメージしたのかもだけど

ここからソールが割れる。

 

ちょっと欲かいたかもね。

 

履き心地・・・・・無難。

 

ただヒールのトップリフトのゴムが厚い。

スコグレと同じ厚み。

ガンガン歩いてもリペアの頻度は少ないでしょう。

 

育て度

☆☆☆★★

 

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③バーウィック。

 

バーウィック Berwick 1707 モンクストラップ シューズ ブラウン メンズ 大きいサイズあり 3637 k3 ho156 1820 3637 HO156【あす楽対応_関東】【返品送料無料】【ラッピング無料】[2021AW]

 

これで21000円ってヤバくない?

ヤバいんですよ。

しかもアッパーは「デュプイ」。

 

さすが飛ぶ鳥をなんとやら。

 

履き心地・・・・一番いいかも(滝汗)。

数年前までは、正直クオリティは低かった。

 

オールソールしようとしてバラしても

「出し縫い」と「すくい縫い」が交差してたり、

オリジナルのヒールピッチがもう。。。。

 

この数年で全部が変わった。

なにがあったかは知らんし興味もない。

ただ言えるのは

 

「スペイン代表」のみならず

「グッド代表」でも

コスパの割のクオリティの良さで

 

・スコグレ

・ジャラン

 

に肩を並べる。

3年たったらどーなるんだろうな。

こわ!

 

育て度

☆☆☆☆★

すべてはあなた次第です。

 

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①②③ぜんぶ共通してるのは

「やさ男」には似合わん。

わっかやすくリーガルでたとえると

ウイングチップ(革底)

「ザ・リーガル」こと

「2235」が似合う男は

スペイン靴が絶対似合う。

 

体重は70キロ以上。

ふとももとケツもデカい方がいい。

腹はでててもいいから

胸板と二の腕は厚くなきゃダメ。

 

独断と偏見ですけどね(笑)。

 

本題終了!

 

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【今日のおすすめの1足】

 

せっかくってわけじゃないが

スペイン靴で締めよう。

 

ボントレ

「ビットモカシン」。

 

2万前後。

 

スペイン製。

ご婦人におすすめ。

 

 

ボントレ BONTRE ビットローファー (クロコ)

 

品がある。

 

メンズもありますが

この雰囲気はご婦人向き。

GUにもオデッテオディーレにも出せない。

 

賛否両論ありますが

靴の世界の流行を決めるMICAMが

去年推してたスタイル&メーカーですから。

 

品はほしいけどグッチはちょっと・・・

という方にはおすすめです。

コスパもクオリティも100点。

 

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それではまた明日!