代名詞は「美しすぎる靴」。
あいかわらず振れ幅の広いブログですみませんが、超が6個くらいつく高級婦人靴の レネ・カオヴィラです。
見たことも聞いたこともない方も多いと思うので、まず画像貼りますね。
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ベルサイユ宮殿かよ。ロココかよ。下妻物語かよ。深キョン可愛すぎかよ。深キョン可愛すぎかよ。
今、日本だと直営店は無いはずです。以前は銀座に直営店がありましたが、2020年現在、国内で実物を見ることができるのは京都タカシマヤしかないようです。が、万が一買いたい方は要確認してください。
基本はイタリアに飛ぶしかないですね。ヴェネツィアです。
試し履き不可ですが、ネットでもBUYMAとかで扱いがあるようですね。だいたい15万~20万前後です。
なかなか入手しづらいんですが、それでも1年に3足くらいは新品のソール貼りにお客様がみえるんですよ。新品ですし、傷つけたら弁償もできないし、1日の全集中力を使いますね。家に帰ったら、強めのお酒を飲みます。
私は靴マニアではあっても、おっさんですし靴フェチとか足フェチじゃないのでわからない世界なんですが、マノロ・ルブタン・ジミーチュウとは全く一線を引くオーラがあります。で、せっかくの機会なんで手元の極秘資料調べてみたんですよ。
ヴェネツィア近郊のストラという町に工場、というか工房があるみたいです。従業員が約40人。1日の生産量が250足前後。社長さんがレネ・フェルナンド・カオヴィラさん。なかなか写真が見つかりませんが、20年前の写真がありました。
ご健在だろうか・・。それでもカオヴィラ社の2代目です。ボンボン(失礼)ですが、16歳からパリで修業しています。デザインはたぶん複数でやってるとは思うのですが。
レネ・カオヴィラはなにげにヴァレンチノ、クリスチャンディオール、ジョンガリアーノの靴も手掛けています。
ちょっと現場の様子をのぞいてみましょう。
![](https://tokyoshoerepairer.files.wordpress.com/2020/05/image-11.png?w=768)
![](https://tokyoshoerepairer.files.wordpress.com/2020/05/image-12.png?w=1024)
ごめんなさい。ほんとごめんなさい。俺にはこういう作業、30分でも無理だ。
この感じだと、スワロフスキーとかの石も全部一個一個手で縫い付けてるんでしょ(震)・・。うん、これで1足15万は、妥当。
15万のサンダルをワンシーズン、下手すると1,2回履いて終わるハイソサエティな方々には、コロナはあんまり関係ないでしょうねえ。テイラー・スイフトさんなんかも履いてらっしゃいますが、年配の方にはなかなかのヒールの高さですし、都内の百貨店が再開したら速攻で最新のサンダルが来そう・・。ソールのハーフラバーを貼りにね・・・。
ウン、タノシミ!ガンバル!
最後パソコンのトラブルで機械音声になりましたが、いやいやいや。やってやりますよ。15万オーバーの靴でトラブったこと、2回しかありませんから!
今回はこのへんで!