おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
問題児のコールハーンです。
かなりこっているつくりなのに
毎回どっかでやらかしていました。
〇ようやくの安定供給
紳士は、という条件つきですが。
(ご婦人のパンプスはあいかわらずです。
お好きな方だけお買い求めください。)
これが去年の6月の画像。
↓
かかとの「縫い割り」のおわりに
市革(補強革)がないので・・・
↑
このように3~4万する靴でも
数回の着用でやぶけていたんです。
数か月くらい前からようやく
半々くらいの確立で
修正されはじめ────
今日ABCマートに行ったら
見事に全部直ってました。
みたかぎり
全部のモデルの縫い割りに
・ボーイチ か
・市革
があてられており、
これで安心して履けるように
なりました。
・・・何年かかったんだ・・。
ちなみにコールハーンは
・4万~の本家 と
・1万円台のABCマート版
の2ラインあります。
値段ほど大差ないような・・・?
もはや国内1強となったABCマートが
腕力でコールハーンをねじ伏せて
独自ラインを展開してるかもしれません。
コールハーンのかわりにいなくなったのが
ロックポートです。
まだ在庫処分的にわずかにありましたが
やっぱりなあ・・・
いらないよなあ・・・。
まるかぶりだもの。
機能性でちょっとドレス寄りで
一応アメリカ発のメーカー。
でもロックポートはいったん日本から
撤退して再上陸はしましたが
全然変わり映えしてませんし
正直魅力が全然わかりません。
※個人の感想です
さらにコールハーンとロックポートで
明暗がはっきり分かれたのが
店舗数。
ロックポートはもはや
さがすこと自体が困難でしょ。
に対して
セレブ層からABCマートまで網羅して
商品のラインナップも
革靴からスニーカーまで
あーあーあー・・という勢いです。
〇廉価版でもキャラ立ちする
コールハーンといえばこれ。
仕事用ならこっちですね。
コールハーンがナイキに買収されていた時代
っていう話は前にもしましたね。
さすがにここまで軽くはありませんが
コールハーンもクッションが効いていて
なんせ見た目にインパクトがあり
「なにがしたいのか」っていうのが
説明抜きでわかります。
〇あの高級ブランドも
少しコールハーンからは話ずれますが
靴業界全体の世界的な流れで
ザ・クラシックな靴をつくっていたメーカーが
どんどんレザースニーカーに舵を切っていると
先日新宿伊勢丹で聞きました。
・テストーニ
・サント―二
あたりはほぼ革靴の生産を
やめてしまったそうです。
ヨーロッパのビジネスマンも
コールハーンみたいな
「ちょっといいブランドのレザスニ」が
もはや主流で、レザーソールは
完全に嗜好品の世界になりました・・とも
聞きました。
西洋人に右に習え、じゃありませんが
時代としてはもう後戻りはできません。
マッケイやグッドの職人さんが
そのままセメントやオパンケをつくっているので
それはそれでアリなんでしょう。
なので
(コールハーンはなにやってるんだよ・・)と
完全に勝手にやきもきしていたのが
すーっとラクになった、という話でした。
本題終了!
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【今日のおすすめの1足】
オン
「ロジャー アドバンテージ」。
ユニセックスで16280円。
ON(オン) ロジャー アドバンテージ / レディース スニーカー シューズ 靴 コートスニーカー 軽量 The Roger Advantage
地味に「履かず嫌い」だったんですが
履いてみたら意外と!
写真でわかるようにソールはがっつり
くりぬかれており、
オン特有のチューブ構造は健在なんですが
さすがにランシューほど
ぼよんぼよんはしません。
ただ意外と不思議な安定感と、
軽さゆえのハイテク合皮のアッパーが
意外と凝っています。
アンクルパッドがベロまで潜り込んでおり
感じたことのないフィット感。
それとアッパーのパーツのつなぎ目が
こうだと
たいていは
ライニングの段差が指の付け根に
あたるんです。
ところが当たらない。
なぜだ?
うわー
奥まで写しきれてないなー・・・。
ライニングに段差がないんです。
甲の部分の裏が一枚布。
なかなかめんどくさいことを
見えないところでやっています。
もちろん履きやすいですし
デザインもハイテクとローテクの
いいとこどりで
かといって安っぽくもないし
スタイルを選びません!
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それではまた明日!