おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
ブログも毎日書いてますが
毎日足と靴のズーム相談もやってます。
→ ズーム相談
・・・
今日はゆるーく
日本と外国の
靴・靴文化の差について。
たまに韓流ドラマをみます。
職業病なので玄関先の靴の並び方とか
見ちゃうわけですよ。
ちなみに靴を脱ぐ文化は
日本と韓国くらいだそうです。
他あったら教えてください。
いわゆる「たたき」の場所が
韓国の玄関にもあるわけで。
違和感をもったのは
庶民だけならまだしも
財閥キャラが靴を脱ぐときに
振り向かないんですよ。
日本だと振り向いて
靴ならべますよね。
自宅じゃなく、よその家もしくは
それなりのところに行ったら。
コマ割りとか流れの関係で
スルーしてるのかな、と
長年思ってたんですが、
ちがうらしい。
韓国の知人に聞いた話だと
あちらでは靴を並べると
「早く帰りたいアピール」になるので
失礼なんですって。
へー。
そういえばツイッターでも
そんなコメントが流れてて
あれ本当なんだ、と
ひとりで感心しました。
とはいえ地方にもよるみたいで
韓国全土ということでもないらしい。
韓国のどこでも「冷麺」が食べられるわけではない、
というのとちょっと似てますね。
外国人から見ると
こんなインソールも
不思議に思えるのかもしれません。
ここまでじゃなくても
中敷きに「みぎ」「ひだり」とか
合わせ絵をマジックで書いた親御さんは
多いでしょう。
これも靴を脱いで「そろえる」
日本の文化ならではですよね。
令和になってもすたれる気配がないところが
逆に驚き。
・・・
じゃあ靴履くとき
いちいち紐結んでるのかと言ったら
それはそれで違うとのこと。
日本式・・というのか
人間のやることはどこでも一緒なのか
ずぼっと履いて
つま先とんとん、だそうです笑
でしょうね・・。
やっぱ日常履きは
靴紐がないほうが現実的です。
じわじわ「がっつりスリッポン」じゃなくても
「隠れスリッポン」は
庶民派の革靴では
必須になってきてます。
やっぱあるのとないのとで
大違いなので。
これです。
よく見ると内側に隠しゴム。
ホーキンスの「エアライト」シリーズが
有名・・ではないか、代表的ですが
【HAWKINS】 ホーキンス AL IT8 PLAIN3 エアライトアイステック8プレーン3 HB80190 BLACK
ウォーキングシューズの「横チャック」と
ならべて
この仕様は庶民派革靴には
着用義務にしたほうがいい。
はじめてみかけたのが
10数年前。
丸井の「ビサルノ」という本格靴が
若者向けに
廉価版を出したときだと記憶してます。
頭いいなあ、と思いましたね。
それまでも高級靴の世界では
レイジーマンを代表に
「隠しゴム仕様」は
あるにはあったんですよ。
それを廉価製品に落とし込むと
どうしても安っぽくなってしまう。
上履きになっちゃうんですよね。
かといってレイジーマンみたいな仕様は
工賃も高し
見た目も奇抜だから売れない・・。
そこにこの切込みですよ。
売るほうもトークが増えるし
じっさい履きやすい。
履きやすいわりに脱げにくい。
海外の製品では見たことがないので
(脱がないから必要もないのかも)
革靴選びで迷っていたら
この辺も基準のひとつです。
・・・
韓国から日本の話になってしまいましたが
まあどうでもいいでしょう。
日本ならではの革靴の設計に
「ベロ止め」があります。
日陰の存在ですが・・。
スニーカーのベロ止めは
ほぼすべてについてるじゃないですか。
切り込みパターンもあれば
ループ仕様もあります。
革靴にこのタイプのベロ止めは
ブーツ以外ほぼありません。
なんならブーツにもありません。
革靴の場合、ベロ止めは
ここにあります。
切り込みでもループでもなく、
ステッチのみ。
誰も気づかないでしょう・・。
これも日本独特なのか
海外で昔あったものが
日本だけガラパゴス的に残ったのかは
わかりません。
しかしこのステッチがあるかないかだけで
フラストレーションがはるかに違います。
このステッチがなければベロが中に入り込んで
超絶にイライラしますね・・。
ベロが一度中に入ると
確実にクセになって
どんどん入り込むようになります。
だらしないことこの上ない。
シンプルに履いてて痛いですし。
「なんかわかんないんだけど
この靴だけ履きやすいんだよな・・」
って思う靴は案外
このステッチ1本のおかげかもしれません。
ごくたまに海外製品で
「ベロが中に入るのって何とかなりませんか」
というお悩みを
リペア時代に縫い一本で
解決したことも2度や3度ではありません。
先人の知恵のおかげです。
本題終了!
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【今日のおすすめの1足】
完全にスケッチャーズの
影響でしょう。
かかとが踏みつぶせて、
しっかり走れる・歩ける靴。
16500円。
https://www.underarmour.co.jp/f/dsg-1061708
カカトが猫の耳みたいに
ぱたんと折りたためて、
でいながらかかと周りのサポートパーツが
かなりしっかりしているので
数十キロとかじゃなければ
問題ありません。
アンダーアーマーはどのカテゴリーでも
カカトとつま先の高低差をつけないので
しっかり足の裏で踏ん張りたい方には
おすすめです。
幅広モデルが圧倒的に多いのが
玉にキズなんですが・・
この靴も完全に
「脱ぎ履きがラク」をコンセプトに
つくられてます。
室内で靴を脱ぐ快適さを
たぶん海の向こうの方々も
知ってしまったんでしょうね。
じっさい観光で来日して
地元に戻ってから
靴のまま一日中っておかしくないか?と
気づく方、多いはずです。
あちらだと室内も泥だらけだったりするので
ルームシューズとかサンダルに
履き替えるんでしょうが、
心理的にも「オフ」のスイッチに切り替えられて
いいんじゃないでしょうか。
アンダーアーマーも先見性があるので
この手の靴、今年あたりから
たぶんどんどん増えてきますよ。
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半額の3300円。5月5日まで。
さらにその場で靴がラクになってしまう
フィッティング会もぜひぜひ。
2月の予約状況更新します。
こちらの枠が空いています。
10日(土)新宿
11時 12時 13時 14時 15時 16時
17日(土)新宿
11時 12時 13時 14時 15時 16時
18日(日)新宿
11時 12時 13時 14時 15時 16時
23日(金・祝)新宿
11時 12時 13時 14時 15時 16時
29日(木)横浜
11時 12時 13時 14時 15時
新宿会場がこちらで
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2月はいつもより多めですので
ご予約はお早めに~。
それではまた明日!