おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
YouTubeアップしました~。
ふつう動画にはしない小ネタですが
お客様からのリクエストと
ぶっちゃけでいうと
インソール切るの下手な方が
多すぎるんですよね・・・。
動画編集してくれたK君も
「誰にも言えないけど先端カットをいつも失敗するので、疲れるのに高いインソールを買えない…恥ずかしい…」病にかかっていました。
わかる。
でも意外と誰にも言えない悩みなので
今回動画にしたのと
やっちゃえばウソみたいにラクだし
絶対失敗しません。
現場時代
1万円以上のインソールを
ほぼ毎日カットしていました。
1ペアだけじゃなく2~3ペア。
盛った話ではなく
累計で3千ペア以上は
毎日カットしてましたので
まちがいない動画だと自負します。
まあまあ忙しい職場だったので
マジで時間ないんですよ。
お客様持ち込みのインソールも
ありましたし。
・・・
で、
動画見ればわかるんですが
先端カットするときに
「内側」はカットしなくていいんです。
最近・・というか2000年代以降の
ランシューとかウォーキングシューズって
かなり「内振り」なんですよ。
エアマックス好きな人なら
エアマックス95と
エアマックス720比べてみてください。
20数年でこの差です。
同じメーカーの同じシリーズでも
これだけ内・外の差ができました。
こっちがもっとわかりやすいですかね。
ブルックス「ゴースト」。
正面からみたツラですが
どっちが内でどっちが外か
すぐわかるでしょ?
こんな感じで
アシックスもナイキも
アディダスもミズノも
なんならダンロップも
ほぼほぼ全部のメーカーが
「内振り」になってます。
賛否両論ありますが
どうでもいい。
ちなみに私は絶対的に
「内振り」賛成ですけどね。
歩きやすさが全然ちがいますって。
単純に生産技術が
「左右に極端な差」をつけることに
追いついた、ってだけの話。
内振りにしたからといって
履いた人が「内股」には
絶対になりません。
むしろ足~脚の向きに自然なので
つまさきの方向が
その人なりの自然な方向に
向いていくはずです。
で。
インソール。
100均の安いインソールって
こんな感じで
一瞬どっちが内側かわからんでしょう?
どこまでも残る
昭和の香り。
に対して
お高いインソールはこう。
まあどう転んでも
まちがえませんよね。
だからインソールのサイズがでかくて
先端カットしなきゃいけないときって
「内側はいじらずに外だけ切ればいい」
んです。
そもそも高い(3000円~)インソールって
カカトに凹みがついてるんで
後ろ側は切りようがありませんし
その必要もありません。
あっ
革のインソールで
ぺたんこのも要領は同じですよ。
おなじみペダック。
高級な羊革インソールなら
たいていこんな感じ。
でもオールデンとかには
「振り」が足りないわけです。
こういうときにも
カットが必要なわけですが
同じことで「内側」さえ切れば
不思議なくらい自然に収まります。
お試しください。
本題終了!
・・・・・・・・・・・・・・
【今日のおすすめの1足】
これこれ!ガッツレーって
これなんですよ!
ガムソール巻き上げ+
極上スエード!
「ガッツレーインドア」。
18700円。
大人の余裕というやつでしょうね。
おっちゃんの若いころはのう・・
アディダスといえば
こんなイメージじゃった・・。
なんかこう「西ドイツ!」って感じ。
わかる?
わかるでしょ?
技術の進歩っておそろしいもんで
1968年当時の合成ゴムの品質がいまいちで
べろべろ剥がれちゃうので
白ソールになった経緯があったらしいですが
一周回って
半透明ガムソールを可能にしました。
ノスタルジックですねえ。
しかも贅沢に、
というかオリジナルに忠実に
ライニング(内側)も
全部天然革ですよ。
ジャーマントレーナーばりの
トウの「寸足らず」感が
とてもいいです。
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最後、CMです。
今週の土曜(14日)、
横浜にて追加リアルフィッティングイベント
開催します!
完全予約制、
子供靴からウォーキングから
ビスポーク靴からハイヒールまで
合わない靴をその場で合わせます。
30分8800円ですが特濃のお時間です。
お子様でもご家族でも
子育て奮闘中のお母様でも
ドクターの方でも、
靴販売の方でも同業者でも
ハンディキャップの方でも
警察官の方でも、
ぜひどうぞ!
8日(日)もやりましたが
枠が全部埋まりました(感謝!)。
横浜すごい・・・ってわけで追加です。
すでに数件、ご予約いただいてます。
12:00~18:15最終受付。
(※早い時間帯の枠は埋まっています。
最短で早い時間は13:45~が空いてます)
まだお時間選べますので
ぜひ~!
それではまた明日!