毎日靴ブログ@元・靴設計士 兼 元・靴修理人 兼 現シューフィッター 兼 靴マニアの こまつです。

東京某所で靴修理やってました。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと毎日書いていきます。修理は9月で退職。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。HPはこちらhttps://sf-komatsu.com/

1210 サンダルづくりは、超楽しい

 

おつかれさまです

こまつ@shoes_komatsuです。

 

すいません今日も10秒告知!

今日8月2日(水)の

デジタル日刊SPA!様に寄稿しています!

ウォーキングに「バスケットシューズやテニスシューズ」を履いてはいけない理由 | 日刊SPA!

 

ブログともYouTubeともちがう

緊張感がほとばしる文章を

なまあたたかい目で見守ってください!

 

告知終了!

どーだ10秒切ったか?

 

・・・

 

本題。

 

「シャンダル」という名前の

はきものがあります。

P7-002R[Marikok]足にやさしいオーダーメイドの革シャンダル(サンダル)

【ふるさと納税】Marikok足にやさしいあなただけのオーダーメードのシャンダル(サンダル) KC-R068001

 

こちら。

長年名前がわからなかった

あのデザインです。

 

ちなみにこちらは

佐賀県にあるオーダーメードの靴屋さん

MarikoK様の

ふるさと納税品。

 

じっさいに遠方でオーダーするなら

数回実物がいったりきたり

する流れになるみたいです。

 

いいですよね・・・。

 

ごめんなさい、私自身は

佐賀県に行ったことはありません。

MarikoK様にももちろん

お会いしたことはありませんが

靴を見ればお人柄がわかります。

 

あ、シャンダルって

そもそもは外反母趾の足のための

サンダル+シューズ。

 

ちょっと引用しますね。

MarikoKの靴は、足指が自由に広がるつま先、土踏まずのカーブに沿った形のラスト(木型)を使用した、「足そのものの形」をしております。

ローヒールで、踵と甲で足をしっかり固定する、「歩くための靴」です。

 

少し変わった形だと思われるかも知れません。

 

しかし、この靴を履いた健康な足は、強いつま先を、土踏まずを、足首を、すっと伸びたエレガントな姿勢を、自然なバランスを、快適な歩行を、そしてより良い毎日を作り出すと私は考えます。

この考え方は二人の師匠の哲学を受け継いだ、非常にシンプルなものです。

 

公式HPより。

靴 |オーダーメイド | MarikoK-Shoe Maker

 

何回か書いていますが

このデザイン、

本当に良くできているんです。

 

サンダルで歩行すると

指が浮くじゃないですか。

年中サンダルばかり履いてると

「浮き指」傾向になります。

 

しっかりと指でふんばれない

母指球(指のつけね)に負担がいきすぎ

横アーチが崩れて姿勢も崩れる

 

かなりあらっぽく解説すると

浮き指ってそんな感じです。

だから今ちょっと話題になってますでしょ。

 

トング(鼻緒)デザインのサンダルなら

歩いていてもしっかり親指を押さえるので

指が浮くことがありません。

がんばってもできません。

 

そしてこの独特のトングが

まんま外反母趾のサポーターに

なっているんです。

 

これは歩けます!

絶対歩けます!

 

さらにオブリークトウ(足なりの形状)で

ステッチダウン製法でしょう?

でいていい意味でリラックスした

品のあるデザイン。

 

最高じゃないですか。

 

シャンダルほどではありませんが

このブログでも

このタイプのサンダルを

何度かとりあげていました。

 

普通におしゃれで

デザインがそのまま実用的

かつお安い。

 

さすがにこのあたりはワンシーズンで

寿命がきますが、

MarikoK様のような本格靴なら

何十年というつきあいができるでしょう。

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