毎日靴ブログ@元・靴設計士 兼 元・靴修理人 兼 現シューフィッター 兼 靴マニアの こまつです。

東京某所で靴修理やってました。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと毎日書いていきます。修理は9月で退職。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。HPはこちらhttps://sf-komatsu.com/

142 世界一わかりやすいコスパのいい靴・婦人靴。

こんにちは。

靴修理人 兼 シュフィッター 兼 靴マニアの小松です。

きのうは紳士靴やったので、

触れないわけにもいけないので、

今日は婦人靴を値段別に紹介します。

なんで腰がひけてるかというと、

最初にいいわけをかましますが、

婦人靴は難しい。

はき心地はわからないし、

ご婦人方はデザインと直感で選ばれる方が

たいへん多い傾向があるので、

あくまでも参考までにしといてください。

これでも、現役靴修理人として10数年、

あと10年以上靴の設計はやってきましたので。

婦人靴の設計もそうとうやらせていただきました。

さ、深く考えずにさくさくやっていきますよー。

①アンダー5千円

GU マシュマロパンプス

だいたい2,500円

https://image.uniqlo.com/GU/ST3/AsianCommon/imagesgoods/326013/item/goods_68_326013.jpg
https://image.uniqlo.com/GU/ST3/jp/imagesgoods/326013/sub/jpgoods_326013_sub10.jpg

もう説明するまでもないでしょう。

デザインによっては

発売即完売のマシュマロパンプスです。

360°全方向にスポンジが入っています。

ハイテク合皮をつかって低価格を実現させてますが、

あまりに評判がよすぎて、発売当初は

1㎝きざみだったサイジングが、

去年あたりから0.5㎝きざみになっています。

この値段にもかかわらず、ヒールの修理は

たまにくるんですよ。

ヒールの修理だけで1000円~するのに。

やっぱり同じ靴が手に入らないからなんでしょうねー。

②アンダー1万円

なし

紳士靴の2万円ゾーンと一緒で

キルゾーンです。

③アンダー2万円

ここにくると一気に選択肢がひろがります。

ふたつ紹介します。

プールサイド

11,000~15,000円

   プールサイド POOLSIDE グリッターパンプス (ブラック) 楽天で購入

なんせつくっているのが

あの「銀座かねまつ」です。

意外と知らない方が多いんですが、

まったく同じ工場で、木型も同じのつかって、

「かねまつ」よりちょっとずつコストを削って

でも履き心地は同レベルを実現させてます。

※「かねまつ」の実勢価格は25,000円~

こわれても、まあまあいろんな修理ができます。

アンダー2万でもうひとつおすすめ。

Odette e Odile オデット エ オディール

読めない・・。

ようはアローズです。

14,000円~

   Odette e Odile オデット エ オディール OFM バレリーナ CT10(その他1) 楽天で購入

私の推しはバレエシューズです。

絶対レペット買うよりこっちを2足買った方が

いいと思います。

レペット(フランス)は、オーラはありますが・・

革底だし、ヒールのとりつけも雑で

案外もちがわるい。

オデット エ オディールはハイヒールまでつくってますが、

どれもクオリティが高い。

突出して「すごい!」というより

どれを買っても値段以上に映えます。

④オーバー3万

やめときます。

ここから先は男性が口出しする世界ではありません。

修理屋の立場から、

「これはやめとけ!」っていうブランドはありますが、

それはまた別の機会に紹介します。

それではまた明日!