おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
軽い話です。
35周年記念のニューバランス576
メイドインU.K.が
思ったほど売れてないって話で・・。
まあ37400円ですからねえ。
でも結論から言うと「買い」なんです。
わかりやすく説明しましょう。
・・・
①なんせ長持ちする
そこかよ！って話ですが、
10年以上「きれいな状態で」持つスニーカーって
ないでしょ？
576は、持ちます。
オールレザーバージョンは。
これが2014年ですね。
今はない町田のオッシュマンズで
買ってます。
当時は（ヌバックじゃないか？）ってくらい
ふわふわの革の質感でした。
10年たって今ではこう。
全然違う靴みたいですが
悪くないでしょう？
傷だらけですが、メンテしながらだと
まだまだお客さんの前でも履けますし
たぶんもう10年いけそうな気もします。
復刻版だとこれですか。
https://shop.newbalance.jp/shop/g/gOU576LNN
↑
公式HPから買えます。
NBといえば加水分解。
・・・しないんですこのモデル。
10年前とちがって
ポリウレタンのENCAPが露出してますが
履き続けると劣化しません。
しまうと一撃です。
ぶっちゃけそこはどうでもいい。
NB程度ならミッドソールも含めて
気合いでオールソールできますから。
問題はカウンターライニング。
カカトの内側ですね。
ここが布でできてると
まあまあ速攻で穴開きます。
だから1400は嫌い。
576でもこのへんヤバいです。
33000円のレザー/メッシュバージョン。
カウンターラニングが
布でできてます。
しれっとした顔をしているが・・
ほらね！
これ穴開いても修理するの
めっちゃ大変なんですよ・・
「袋縫い」だから。
革靴なら簡単です。
スニーカーはここ直すのって
へたするとオールソール並みに難しい。
袋縫いって「縫って、ひっくりかえす」ので
履き口はめちゃくちゃ丈夫なんですが
直すのはボトルシップ並みに無理ゲー。
せっかく直しても
どうせまたすぐ穴開くんですよ・・。
しかし576でもレザーバージョンだと
カウンターライニングが豚革！
これはかなり得点高いです！
ほらね！
いや、豚革ってめっちゃ薄いじゃんって
つっこむ連中はだまれだまれ。
10年経っても！
こうなんだよ！
わかります？
穴開きそうで
絶対開かないんです。
だから3万出して買うんなら
絶対にオールレザーモデル。
・・・
②ベロに国旗が入ってない
これ大事。
これが7～8年前だったかな
復刻したんですが
なんじゃこのユニオンジャック・・。
別にどこ製でも
こっちは一向にかまわんのだよ。
なんならアジア製にして
37000円じゃなく
22000円くらいで売ってほしい。
なんかこのへんNBはセンスないんですよね。
990のアメリカ国旗みたい。
いい仕事してるんだけど
「ほら！アメリカ製ですよ！」
「ほら！イギリス製ですよ！」って
うるさいんじゃ。
今回はそれがないのが
たいへんいい。
刺繍で「MADE IN ENGLAND」くらいは
ギリセーフじゃないですか。
これイギリス行った人ならわかると思いますが
全然意味合い変わってきますからね。
スコティッシュの方々は
「こんなの作った覚えはねえ！」って
ユニオンジャックなんて絶対許さないっすよ・・。
・・・
③次回に期待できない
次回の復刻なんてあるんだろうか？
今で37000円でしょ？
円安が終わったところで
数年後また復刻されたときに
2万とかで売ることは絶対ないでしょう。
それに革。
576は復刻するたびに
革の質が落ちてます。
わかりやすく言えば
復刻するたびに薄くなってます。
イギリスだってタンナーは
激減してるでしょ。
革靴をどんどん履かなくなってるから。
それにクラシックシューズなんて
世界的に売れてるのは
せいぜいコンバースとスタンスミスくらいなんですよ。
NBがクラシックシリーズをつくり続ける意味が
いまいちないんですよね。
だから今回も売れてない。
もう990V3なんかが
クラシックになってるんですよ。
えっ
ついこないだまでオッシュマンズで
売ってたじゃん！って思っても
なんともう11年前。
いやああああああああああああ！
で。
こんな流れで次の復刻って
なかなか考えづらいですよね。
いまだにヨーロッパでは
ビーガンビーガンってうるさいし
NBの立場もどっちつかずですから。
スニーカーで37000円は
ふつうの物差しだと狂気の沙汰です。
ただし、今回の復刻版576の
オールレザーバージョンだけは
最低10年は持つし、
もしかしてもう手に入らない革靴だと思った方が
いいでしょうね。
本題終了！
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【今日のおすすめの1足】
ユニオンジャックが入ってても
不思議とこれは
イヤミにならない。
WALSH「Ensign」。
27500円。
（メンズサイズのみ）
デザインの妙っていうか
この靴からユニオンジャックを取ると
いきなり日本の
「パンサー」になっちゃうでしょ。
パンサーはパンサーで
ダサかっこいいですが。
WALSH（ウォルシュ）も実は
ずいぶん前から百貨店の片隅に
そーっと置かれてるブランドで
支えてるのはリピーター。
スニーカーとして
特筆「なんかすごい機能」は
なにもついていません。
そこがいいんですよね。
ノスタルジックで。
ベロのユニオンジャックも
「なんか寂しいからつけてみました」感があって
嫌いじゃありません。
幅も広からずせまからずで
おしつけがましくなく
誰にでもふわっと合います。
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最後、告知です。
対面フィッティング会、
11月は終了しましたが
12月は受付開始しています。
3日（日）新宿 11：00～16：00最終受付
※一番早い枠で14：00～です
8日（金）新宿 11：00～15：00最終受付
9日（土）横浜 11：00～15：00最終受付
10日（日）新宿 11：00～15：00最終受付
13日（水）新宿 11：00～15：00最終受付
16～17日 大阪（※満席）
23日（土）新宿 11：00～16：00最終受付
28日（木）新宿 11：00～15：00最終受付
詳しくはこちらから！
合う靴・合わない靴・歩き方、
各種痛みへのアプローチも
させていただきます。
必要な方にはインソールのご提案も
致します。
最近リピートの方も増えてきました。
おひとり8800円～で40分、
本当に全力で合わない靴を合わせます。
「2枠押さえOKです」って書いた瞬間に
「えっアリなの？」みたいなリアクション、
本当にありがとうございます。
全然アリです。
新宿フィッテイング会の
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