毎日靴ブログ@元・靴設計士 兼 元・靴修理人 兼 現シューフィッター 兼 靴マニアの こまつです。

東京某所で靴修理やってました。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと毎日書いていきます。修理は9月で退職。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。HPはこちらhttps://sf-komatsu.com/

1161 それでも大股で歩きたい

 

おつかれさまです。

こまつ@shoes_komatsuです。

 

とある有名な雑誌の記事で、

正しいことが書いてあったんです。

 

正しい歩き方。

 

×カカトから着地

〇つま先から着地

 

×大股

〇抜き足差し足

 

はい。

正しいんです。

いやみとかそういうのではなく

本当に正しい歩き方の

ひとつなんです。

 

その方が体に負担はかからない、

それも多分ただしいんです。

その上で書きますが・・・

 

そんなこと!できるかああああ!

 

いやだああああああああああああ

ああああああああああああああ‼︎

 

あっ

取り乱してすみません。

平常運転です。

 

・・・

 

裸足で走る

ベアフットランというのが

ありまして。

 

あれマジでいいんですよ。

足の裏だけじゃなく

なんかこう・・・ちがいますよ。

 

童心に帰れますしね。

 

裸足で地面を走った感じを

想像してみてください。

 

カカトから着地しませんよね。

小走りになりますよね。

ほら!見て!

(走ってます)

なってるでしょ!

 

ぜえぜえ。

 

そういうことを理学療法士の方は

おっしゃってるんです。

 

いや、マジでわかります。

家の中歩くときは小股だし

あんまりカカト使わないかも。

 

空手もやってたんですが、

カカトは基本つきません。

(※顔面アリの伝統派の場合)

 

カカトをつけて大股だと

スムーズに次の動作につながらず

ディフェンスもオフェンスもできません。

 

ウォーキングの世界は・・

カタカタカタカタ・・・

タン!

うん、あんまり統一性ありませんね。

 

・・・

 

理学療法士の教えと似たもので

難波歩き(なんばあるき)って

あるじゃないですか。

あるんですよ。

 

昔の人はこうやって

合理的に歩いてたんですよって。

あれもあれで

アリだとは思います。

 

しかしだ。

一理はあってもニ理はない。

 

なんでって・・

かっこ悪いもん。

失敬。

 

このへん好みの問題ですが、

せめて街中で人とぶつからないような

ストレートの道を歩くときには

胸を張って、

背筋伸ばして、

腰の位置を高くして、

大股でずんずん歩かせてくれや・・。

 

絶対そっちの方が

気持ちいいもん。

 

なにを好きこのんで

コソ泥みたいに歩かねば

ならんのだ。

 

あ、これ議論じゃなく

好みの問題ですので。

 

ただ、どうせ歩くんなら

気分よく歩くって要素も

すごい大事だと思うんですよね。

 

理学療法士の方の記事だと

カカトから着地すると

ヒザを壊す、って書いてますが

一理はあります。

 

ニ理はない。

 

革靴を履いていたら

「トンッ!・・トンッ!・・」って

トップリフトの感触を楽しみたいし

 

スニーカーなら

「やはりエアは偉大だ」と

誰もが口にしたことはあるでしょう?

 

そういうことなんですよ。

 

・・・

 

大股でスピード上げて歩くのって、

疲れるかもしれませんが

気持ちは晴れます。

 

合理的ではないかもしれませんが

腕も肩もぶんぶん振れるし

骨盤もひねりまくりです。

やっぱ気持ちがいいんですよ。

 

合理性は大事ですよ?

アスリートのパフォーマンスや

身体を痛めてる方には

死活問題でしょう。

 

ガチ登山の方や

軍隊の歩兵部隊の歩き方も

体と荷物の重みをうまく利用して

小股で歩いてます。

それもある意味死活問題だから。

 

じゃなくて。

 

さっきは空手でたとえましたが

格闘技系は全部前重心で

構えも抜き足差し足が近い。

 

でもRIZINの入場の花道で

朝倉未来がコソ泥みたいな歩き方だと

見てる側もなえるじゃないですか。

視聴率だってだだ下がりだ。

 

そういうことを言いたいんです。

 

合理性は大事。

しかし気持ちの晴れ具合は

100倍大事。

 

私はそういうスタンスです。

失敬。

 

・・つーか大股で歩いても

そんなに疲れませんけどね??

 

 

本題終了!

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

【今日のおすすめの1足】

 

バーウィック

「ホールカット」。

 

36300円。

ホールカット

ホールカット

ホールカット

ホールカット

Berwick 1707 ホールカット バーウィック シューズ・靴 レースアップ・ドレスシューズ グレー ブラウン ネイビー レッド【送料無料】

 

カカトから歩いて

削れたら

トップリフトを替えればいいんです。

安いものですよ。

 

私事ですがきのう実家から

電話がありまして。

 

70代の叔母が亡くなりました。

正確には亡くなって「いました」。

 

孤独死

2週間経過していたそうです。

 

人生って1回なんですよ。

 

残り時間だって

誰でもそんなにあるわけじゃない。

 

だからたまにはご婦人は

おもいっきり高いヒールも

歩けるうちは履いた方が素敵だし

 

野郎どももバシッと革靴と

革底と革ヒールで

キメ狂う日があったほうが

豊かな人生だと思うんですよね。

 

ところでバーウィックはヤバいです。

仏・アノネイのカーフ~キップを

大贅沢にホールカットで仕上げ

なかなかエロい仕上がりなんですよ。

 

それで36000円て。

 

現実的な値段だわ。

 

墓に靴は持っていけません。

素敵な靴を履いて、

できるだけ素敵な人生を全うしましょうや!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

最後、いつものCMです。

 

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