おつかれさまです
シューフィッター佐藤靖青です。
このブログはアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
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去年も書いていたらすみません。
でも大事なことなので
何回でも書きます。
足元が寒くなってくると、
「今年こそは」と
ムートンブーツを検討する方、
毎年本当に多い。
ちょうど今セールですし。
しかし今の時期残ってるブーツって
ぶっちゃけロクなもん残ってません!
ムートンブーツもそう!
止めても買うでしょうし、
好きにしたらいいと思います。
流行ってますしね。
ただし一つだけ言っておくと、
思っているほど
全然あったかくありません。
しかも1〜2シーズンで壊れやすく
コスパも悪く
場合によっては足を壊します。
今日はその理由を説明します。
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ムートンって、そもそも何の革?

羊。
ムートンは羊革です。
しかも「一枚革」。
裏地は付いておらず、
あのモコモコの毛は革の裏側が
「そのまま露出している」状態。
この羊革、
革業界の中でもかなり弱い部類です。
爪が当たれば簡単に穴が開くし、
引き裂きにも極端に弱い。
縫い目から紙のように裂けることも
珍しくありません。
ジャケットなど、
負荷の少ない用途ならまだしも
靴として使うにはかなり厳しい素材です。
正直に言ってすまんな。
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・そもそもムートンブーツ・シューズは
「外履き」ではない

実はムートンブーツ自体、
基本的に「外を歩く靴」として
生まれていません。

70年代のサーファーが、
素足で突っ込んで一時的に暖を取る。
その程度の使われ方が原型です。
今でもムートンといえば、
本来はルームシューズ。
韓国ドラマで財閥一家が
室内で履いている、あれです。
90〜2000年代のアメリカやイギリスでも、
ムートンは完全に室内履き扱いでした。
つまり、外を歩く前提じゃない。
この時点で、
日常のメインシューズとしては無理があります。
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洗える=丈夫ではない
靴クリーニング店に行くと
「ムートンブーツ洗えます」というメニュー、
だいたいありますよね。
相場は7,000〜1万円前後、
撥水加工は別料金。
これ、
「丈夫だから洗える」わけでは
ありません。
むしろ逆で、汚れやすく
劣化しやすいから洗う前提なんです。
外履きとして致命的なのが、
ソールの構造です。
・ミッドソールはEVA丸出し
・すぐ削れる
・滑りやすい
・カーブがなく歩きにくい
・かかと芯が極端に柔らかい
結果、中でカカトが暴れます。
どうなるか。
ほぼ確実に外反足方向に崩れます。

しかも怖いのが、
履いている本人は痛みが出るまで
気づかないこと。
40代以上でこれが進むと、
ヒザの内側の軟骨が削れ、
連鎖で腰にもきます。
冗談ではありません。
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ムートンブーツ自体が
可愛いのは否定しません。
ただし、
日常のメインシューズにはしないこと。
インソールでどうにかなるレベルは
とっくに超えています。
本題終了。
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【今日のおすすめの1足】
GU
「フェイクムートンスリッパ」
2,990円

アグよりゼロが一個少ない。
これで十分。
修理を15年やってきた立場から言うと、
本物ムートンと合皮スエード、
強度差はそこまでありません。
それくらい
一枚革ムートンは弱い素材です。
GUも「スリッパ」として売っていますよね。
それでいいんです。
完全に室内用。
その使い方が、いちばん安全です。
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【おしらせ】
・土曜ですのでYouTube更新してます。
正直、こういう動画はバズりにくいと思います。
それでも、震災時に“足がダメになる怖さ”だけは
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