さきにお知らせ。
3月10日(月)・23日(日)の
新宿フィッティング会、満席となりましたので
受付をいったん終了致します。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
キャンセル枠が出ましたら公式ラインにて
お知らせいたします。
・・
本題。
Y2Kシューズ、
今年失速するかと思いきや
全然じゃないですか。
Y2K(ワイツーケー)シューズとは。
2000年前後、つまり四半世紀前の
メカニカルなデザインのことです。
YがYear=年
2K=2000、で
Y2K。
極端なところでははブランドが
わかりやすい。
バレンシアガ。
17万円・・・。
誰が履くの?と思いそうですが
都内で意外と見かけるんですよ。
流行はいつもハイブランドから。
今は、というより数年前から
どこの靴メーカーも
この風潮を無視できないところにきてます。
スポーツメーカーがつくる靴なら
歩きやすいに決まってる、って
思うでしょう?
甘い!
高い=歩きやすいというわけでは
全然ありません。
超わかりやすく解説します。
・・
①アシックス
ハイブランドと、なんとなく
ナイキがこぞってオマージュしてるのが
2000年代のアシックス。
アシックスのY2Kには
ハズレがないのが特徴。
足に合えば、全部歩きやすいです。
世界中にバレているので
その分争奪戦とも言えますが。
のきなみ売り切れですが、
今比較的手に入りやすいモデルだと
「GEL-1130」。
カラーによって人気に差があるので
価格もまちまちですが
まだ良心的価格で手に入ります。
一番人気が男女ともに
ホワイト/グリーン。
19,900円。
ご婦人サイズのみですが
こちらは13,200円。
Le Talon asics/ アシックス GEL1130 ルタロン シューズ・靴 スニーカー グレー ホワイト【送料無料】
10数年前の名作です。
あったりまえですが
すさまじく履きやすい、歩きやすい。
靴単体で見るよりも
履くと化けるデザインの典型。
アシックスはどれもおすすめですが
ご婦人サイズを基本にしてるので
意外と幅はせまいです。
幅がせまい(B~E)なら今のスニーカーのサイズ、
広い方とか外反母趾の方なら
ハーフサイズアップが正解。
・・
②ナイキ
出ました要注意ブランド。
デザインのみなのか
歩きやすいのかが
まっぷたつに分かれます。
まずアタリから。
・エアマックス90
14,850円。
こちらもアシックス同様
幅がせまい(B~E)なら今のスニーカーのサイズ、
広い方とか外反母趾の方なら
ハーフサイズアップが正解。
私の陸上現役時代、これ履いて
がっつり走りこんでた選手、かなり見ました。
超実力派です。
ナイキからもうひとつアタリを。
・P-6000
14630円。
NIKE ナイキ P-6000 スニーカー BV1021-002 黒 シューズ メンズ レディース
これも容赦なく歩けます。
そもそものベースがナイキのガチランシューの
代表格、「ペガサス」シリーズなんです。
こちらも復刻版とはいえ
歩けるというか、走れます。
サイズ感は上に同じ。
さて、
ここからはハズレです。
ハズレ、という言い方は過激ですが
ファッションに全振りしていて
かなり歩きづらい。
・TC-7900
17930円。
めっちゃ歩きやすそうじゃないですか。
履くと底の硬さに驚きますよ。
足首まわりもガバガバです。
・ショックス
2万円~プレミア価格
とりあえずお値段がすごいですね。
プレミア価格だと4万オーバーとか
普通にありますが・・。
走らないと、このバネというか
正式には「コラム」とか呼びますが
この良さ、わかりません。
こう見えてコラム。かなり硬いです。
私もかつてショックスは履いてましたが
70~80キロの人間が思いっきりジャンプして
はじめて「いいかも」と思えるレベル。
でもそんなにジャンプする機会ないでしょ。
このモデル、カカトが減ったら
そこで終了です。
わかりますかねこの薄さ。
・・
③ニューバランス
時間がないというか
文字数がかなりいってるので
ハズレだけ書いときます。
・「1000」
22000円。
ひとこと、硬すぎます。
40代以降はひたすら歩きづらいかと。
ニューバランスで「ライフスタイル」の
カテゴリーは、本当に要注意。
ファッション全振りでも、それはそれで
ひとつのライフスタイルなので。
「1000」だって普通の感覚だと
(996より4つ数字多いし、アリか!)って
私が素人なら思いますよ。
しかも公式の解説がこう!
セグメント化されたソールユニットには、かかとと中足部分に ABZORB クッションが、ミッドフットには Stability Web が用いられています。
なんかわからないけど
たぶん履きやすそう!って思うでしょ。
「歩きやすい」とは一言も書いてませんので
要注意。
・997 Made in USA
39600円。
あくまで個人の意見ですが
4万出して「4万の履き心地」を
このモデルに期待するのはNG。
Y2Kかどうかは微妙ですが
誕生が1990年。
このころのニューバランスの典型で
踵が「スーパーストレート」です。
見事な直線!
よほどでかいカカトじゃないと脱げます。
ニューバランスにとっては当時
超がんばったモデルではあるんです。
ソールの一体成型という壁を乗り越えた
記念モデル。
というだけの話で、歩きやすさとは別。
997,998は「日本人には向いてなかった」と
言う方が近いでしょうか。
999からは一気に履きやすくなりましたが
今は廃番中。
加えて997、加水分解が早いです。
底のグレーの部分、つまりほとんどが
「ENCAP」=ポリウレタン なので
もって3~4年というところでしょうか。
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アディダス・プーマまで
たどりつけませんでした。
またいずれ。
本題終了。
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【今日のおすすめの1足】
ナイキのショックスで痛い目を見るより
正解はこっちです。
ミズノ「ウェーブプロフェシー LS」。
27,500円。


MIZUNO(ミズノ)MIZUNO WAVE PROPHECY LS D1GA333701 ランニングフラッグシップモデル
アッパーはY2Kスタイル、
ソールは現代の最先端テクノロジーの
ミックスです。
たいていがこの組み合わせって
失敗するんですよ。
じゃないところがさすがのミズノ。
ミズノもスカイメダルとか
MXRとかの「ひと昔前」モデルは
全部歩きやすいです。
抜きんでてるのがウェーブプロフェシー。
みたまんま、バネはバネなんですが
歩きやすい・・というより
気付いたら走ってます。
ナイキのショックスが「上下だけ」の
バネに対し、ミズノは一歩さきに
「上下+前」を考えました。
ちょっとオンの考え方に似てますね。
カカト、食いつきます。
ベロも足首周りもハイパークッションで
まったく脱げません!
※過去ご紹介した靴はこちらにまとめてあります。
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【お知らせ】
・ズーム相談(1日2名様限定)
ちょっと今混みあってますので
可能なら1週間くらい前にご予約ください。
このへん子供靴の3300円もひとしく
優先順位は決めています。
・ライン相談(1日1名様限定)
2~3日お待ちいただいてます。
正直いけそうなら2件とかやってますので
困ってる方、まず質問投げてください。
・お買い物フルアテンド(月10名様限定)
春休みに合わせて3月までぼちぼち
ご予約が増えてます。
こちらからどうぞ!→お買い物アテンド
GWに合わせたお問い合わせも頂いてますが
4月以降はちょっと待っててください。
こちらも予定が立っていませんので・・。
4月以降の受け付けはHPか公式ラインで
「受付再開」のアナウンスをしますので
少々お待ちください。
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それではまた明日!