おつかれさまです
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・・
突然ですがパトリックをまとめましょう。
レトロスニーカーで歩けるメーカーと言えば
パトリックです。
ニューバランスほどメジャーじゃありませんが
知っている人は知っています。
リピーター率がすごいんですよね・・。
この20年、パトリックしか履いてない、って方も
かなり多いでしょう。
代表作が1970年からずっと売れ続けてる
「マラソン」。
16500円。
返品送料無料 パトリック PATRICK スニーカー MARATHON マラソン メンズ・レディース 日本製 靴 WHITE ホワイト [9420]【定番モデル】
この20年くらいこれしか履いてないって人も
私の周りには男女問わず
まあまあいます。
わかる。
履き心地もいいんですが
とにかく見た目が超絶に上品で大人。
ガキには絶対似合いません!
しかしだ・・パトリックもモデルが似ていて
見分けがつきづらいですよね。
ハズレもあるんですよ!
解説していきます。
いきなり偏見を払拭しときますが
パトリック=全部幅ほそ、ではありません。
情報が古い。
さすがに4Eモデルとかはありませんが
私みたいな3Eで開帳足でも履けるモデル、
実は増えてるんです。
全体的にはたしかに
幅細の方に割と向いていますが
細くなくても履けるモデル、
けっこうあります。
ヒザとか関節への衝撃も
かなり良いものもあります。
そうでもないものもあるので
注意は必要なんですが。
パトリック、フランスのメーカーです。
アディダスが靴の横に3本線であるのに対し
パトリックは靴のカカト寄りに2本線で有名。
ラインがうるさくなく
「運動靴!」って感じがしなくていいですよね。
中にはラインすらないものも。
特徴はまっさきに「めちゃくちゃ大人」。
しかも履きやすいし歩きやすい。
レトロなデザインのメーカーだと
歩きやすさは頭ひとつ抜けています。
特徴がもうひとつ。
フランスのメーカーなのに、
すべて日本で生産されているということ。
かなり希少なブランドです。
いや・・日本でスニーカーつくるって
手間賃半端じゃありませんよ?
スニーカーだからといって
革靴より手間賃安くなるわけじゃないんで!
メイドインジャパンのわかりやすい比較対象として
オニツカ。
「NIPPON MADE」シリーズが
だいたい3万円台。
対して同じ日本製でも
パトリックはほとんどが1~2万円台。
大丈夫か・・・?
今では日本でつくられてますが
ブランドは革靴メーカーとして
1892年にフランスで誕生してます。
・・
歴史の時間です。
創業者がパトリック・ベネトーさん。
ガチンコの靴職人です。
創業時の工場の写真がこちら。
(出典:DOOR様)
めっちゃ革靴つくってますね。
しかし戦後、スポーツメーカーに転身。
なんやかんやあって
サッカーシューズでブレイクしました。
名作・リバプール。
80年代前半の復刻版。
フランスのレジェンド・あのプラティニが
トレーニングシューズとして履いてました。
モデルの解説はのちほど。
日本でも70年代からフランス製のパトリックが
ガチンコのトレーニングシューズとして
販売がはじまりました。
ランニングシューズ・バッシュ・
テニスシューズが当時でも1~2万円台。
なかなか高いです。
履きやすさだけではなく
見た目の美しさのレベルアップのために
1990年から日本製がスタートしました。
兵庫県姫路市に工場があります。
現在の工場の風景。
はいこの写真、もうヤバいんです。
ちょーっと解説しますね。
スニーカーって、昔でも今でも
「ストリング・ラスティング」という
簡易的な成型方法を用います。
インソールを外すと、無数の糸が見えるでしょ。
どうなってるのかというと、
足を包む「アッパー」という部分が
はじめから「きんちゃく袋」になってるんです。
生産するときには木型にアッパーを入れて、
きんちゃくの紐を引っ張るだけ。
時間にして数秒。
‥に対して、「つりこみ」というのは
基本は革靴を生産するときに使う手法。
専用マシーンが数台と
こまかいシワは手作業でいちいち直します!
なんでこんなことをするのか?
ひとこと、立体的に美しい靴が
できあがるから。
製造コストはストリング製法の
ざっと10倍ってとこでしょうか。
パトリックで不良品が極めて少ないのも
めっちゃ人の手でつくってるからです。
・・・
歴史と特徴がわかったところで
おすすめモデル4つと
そうでもないモデルもちらっと紹介しましょう。
まずおすすめ。
①ポルディック
ユニセックスで19250円。
【公式】 PATRICK パトリック PORDIC ポルディック 日本製 スニーカー
いきなりマニアックなモデルですが
レトロシューズのくせに(失礼)
めっっっっっちゃ履きやすいし歩きやすい。
ハイテク素材は何も使っていないのに
歩きやすい理由は簡単。
カカト周りが安定していて、重力が
真下に落ちるから。
さきに言ってしまえば、ニューバランスの
996・574よりはるか上。
個人的な感触ですが。
パトリックはどれもカカト周りが
小ぶりにできています。
これも手作業だからこそのワザ。
加えてスタビライザーです。
もう完全に足の形じゃないですか。
地味にソールも末広がりで
レトロシューズではめずらしい。
細幅で有名なパトリックですが
3Eの私が履いても窮屈さは皆無でした。
カカトの内側は合皮なので
すりきれて穴が開く心配もありません。
②バルジャック
27,500円。
(メンズサイズのみ)
【MADE IN JAPAN】PATRICK 24Q3 パトリック バルジャック BARJAC BLK 506571 ブラック
ヒザが痛い方へ。
これはクラシックではなく
バチバチのハイテクパトリックです。
ソールがビブラムの厚底。
ローリングも効いて、足が前に出ます。
これでつまづく人はそういないでしょう。
ごつく見えますが、中が空洞でふかふかです。
HOKAのハイキングシューズとほぼ同じ、と言えば
なんとなく伝わるでしょうか。
(HOKA・マファテスピード2)
デザインも適度にパンチが効いています。
ベロ周り~くるぶし周りも
ソックス状に一体化しているので
忙しい時は靴ベラでズボっと脱着可能。
もちろん紐で微調節も可能です。
・・・
おもわず話が長くなってしまいました。
おすすめモデルの続きと
禁断の「ハズレ」モデルは
明日紹介します・・・。
本題終了!
※過去ご紹介した靴はこちらにまとめてあります。
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