おつかれさまです
こまつ@shoes_komatsuです。
なつかしいタイトルですね。
自分でブログ、YouTube、Voicyとかで
発信してる方ならわかりますが
どれが読まれてるか、見られてるかって
すぐわかるじゃないですか。
私の場合こうカタカタ書いてる最中でも
上位5記事が表示されています。
1位~5位まで
だいたい新しい日付順なんですが
おかしな記事がある。
しかも気づいたのは数か月前。
すぐ消えたので気のせいかと思っていたら
また浮上しており、
現在ずっと3位のポジションに
居続けています。
2年前の1月に書いた
268「ローファーが~」っていう
タイトルと同じやつ。
こりゃいかん。
内容だいぶ古くなってるし
これが読まれるってだいぶあれですよ。
アップデートして書き直そう。
・・・
ローファーは脱げます。
ハルタもリーガルも
ぱかぱか脱げます。
ショップがどこであれ
そのことを指摘すると
やさしく親身になってくれるところでも
提案されるのは100%これ。
100均でも売ってそうなインソール。
全部つながってるもののことを
「全敷き」とか呼びます。
たしかに・・その場では
まだマシにはなります。
でも悪手なんですこの方法。
全体が浅くなって
甲は押さえられても
今度は指先とカカトのスペースが
なくなって
ちがう意味でパカパカするでしょう?
ということを指摘すると
気の利いた店なら
次に出てくるのがこれ。
ハーフインソール(半敷き)。
これも100均で売ってます。
全敷きでダメなら半敷き・・というところは
まだマシです。
どこを押さえればいいか
最低限頭では理解してるから。
どんな靴でも
足の「甲」で押さえるでしょ?
ざっくりですが
ポイントは甲をさわってみて
一番高くなってるところです。
足首の曲がるところから
指1~2本分離れたところ。
そう!そこ!
インステップポイントといいます。
ローファーで言えば
「サドル」という名の
ベルトが通ってるところですね。
どんな靴でもここで足を
おさえます。
テコの原理で。
だからスニーカーでも革靴でも
ここに紐とベロがあって
縛り上げるとフィットしますよね。
プレーンパンプスが必ず脱げるのは
逆に言うとこのインステップポイントに
なにもないからです。
ベルトが通っていれば話は別ですが。
ローファーもここに
サドルはあっても紐はなく
調節ができないので
パカパカします。
原理がおわかりになりましたか。
だから────。
こういうの持ってくる店は
もういろいろとダメ。
こういうの。
悪いモノではありませんが
用途がちがいます。
これはあくまでパンプス用。
・・・
ローファーがパカパカするなら
用意するものはこれ。
タンパッド。
コロンブス タンパッド 甲用パッド サイズ調整 クッション フットソリューション COLUMBUS [tonguepad]
働きの割に安いものです・・。
各メーカーが出してますが
400~1500円前後。
これを、こう使います!
場所はここ。
ベロの形によって上下さかさまでも
全然OK。
むしろこの写真の場合は逆ですね・・。
内側からみるとこういう感じ。
やってることはシンプルで
ペラペラなベロにふくらみを持たせて
紐でしばったのと同じ状態に
するわけです。
ベロだけがスニーカーになったと
思ってください。
イメージとしてはそんな感じです。
たったこれだけ。
簡単すぎるでしょう?
作業自体も両面テープで貼るだけなので
左右で30秒もかかりません。
インステップポイントに集中攻撃するので
全敷きも半敷きも
ヒールクッションもいりません。
というかジャマです。
全敷きみたいにカカトが浅くなることも
つま先が痛くなることもないし
ヒールクッションみたいに
2日で剥がれてくることもありません。
なによりタンパッド以外だと
履いたときの違和感がありすぎて
なんか気持ちわるいでしょ?
だからタンパッド。
なのになぜショップでこれが
出てこないのか?
①取り扱いがないから
②販売員が知らないから
③その両方
これが実情です。
・・・
2年以上前にこの記事書いてますが
ショップの状況は
一向に変わってません。
さくっと自分でやっちゃいましょう。
各社のをのせていきます。
コロンブス タンパッド 甲用パッド サイズ調整 クッション フットソリューション COLUMBUS [tonguepad]
440円+送料。
フェルト製。
各社のを比較しても最安で
一番薄いんですが
それでも充分なくらい
効果はあります。
こちらはプラスワン本郷三丁目店さんに
あるやつですね。
https://plusone-hongo-sanchome.com/
意識高いです。
リペア店としても超優秀店です!
タンパッドって自作できそうで
意外とできません。
足の甲は皮下脂肪がうすく
摩擦も意外にはげしいため
かなり繊細な材料じゃないとダメ。
インソールとかは
足の「裏」用じゃないですか。
皮下脂肪も皮膚も厚く硬いので
同じ足でも完全に別物として考えてください。
私自身がかつて失敗した材料では
・インソールを切り抜いたもの
→硬すぎて痛い
・化粧用パフ
→これも意外に痛い
・100均のスポンジ
→ボロボロくずれる
・脱脂綿
→上同
・100均のフェルト
→意外に硬い
散々でしょうw
結論から言えば、問題の靴が
1~2足なら、既製品をおとなしく
使った方が早いです・・。
②クラブヴィンテージ
送料込価格 club VINTAGE レザータンパッド+ 甲調節パッド クラブヴィンテージ 1パックに左右各1個のタンパッド入り 快適歩行 甲の薄い方 サイズ調整に最適 足が痛い ※ゆうパケット発送
送料込みで1580円。
シープスキン(羊革)製。
ほどよいふくらみと
表面がスムースレザーなので
脱着の滑らかさを求めるかたへ。
学生ローファーというより
4~5万の高級革靴に
使う方が多い印象です。
③ペダック「スープラ」
1430円+送料。
個人的に一番おすすめです。
絶妙な厚みと
表面がスエードなのはここだけ。
厚み+すべり止めで
足が前にいきません。
面積も広いので使い勝手◎。
あんまりディスりたくはないんですが
めずらしく
ここだけはダメ。
※個人の感想です
・ドルチェライン
パッケージがピンクのもありますが
中身は同じ。
両面テープがとにかくクソで
ほぼ100%剥がれます。
革・合皮との相性は最悪。
改善の傾向もないので
買わない方がいいでしょう。
某大手リペアのチェーン店にならんでるので
手を出さないよう注意。
ドルチェラインよりずっとましな
裏ワザですが、DAISOの
「低反発かかと用インソールパッド」は
かなり使えます。
正直「かかと用」としては
微妙な出来ですが・・
タンパッドとしては優秀。
両面テープはついてますが
可能なら上下の両端に貼ると
がっちりつきます。
こんな感じで。
貼る場所もきわきわじゃなく
気持ちひっこめた方が
足へのあたりがよりソフトで
パッドもはがれません。
タンパッドはローファーだけではなく
これからの季節
こんなデザインにもつかえます。
こんな感じの
ストラップ機能のない
サンダルとかミュール。
厚底は重いので
アッパーに隙間があると
速攻で足の甲の皮が
ずり剥けちゃうんですよね・・。
新学期に買ったハルタのローファーや
勢いで買ってしまった高級スリッポンが
合わない方は
タンパッドで30秒で解決しましょう。
本題終了!
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【今日のおすすめの1冊】
みやびあきの氏著:
「靴の向くまま(1)」
送料無料で715円。
靴の向くまま(1) (モーニング KC) [ みやび あきの ]
巷の噂では夏あたりに2巻が出るとか・・。
靴のマンガ、というだけでもレアですが
本当に繊細に正確に描いてらっしゃいます。
正直マンガの中の靴の描写って
なかなか雑じゃないですか。
ストーリー重視で靴は脇役にもならない、
ってことを差し引いても
引いてしまう作品、多いですよね・・・。
無類のスニーカー好きということもあり
めちゃくちゃリアルでしたが
それ以来の迫力のある作品です。
しかも革靴。
しかも靴づくりの工程。
しかもオーダーメード。
革紐の1本1本のステッチまで
正確に描写してるなんて
過去みたことがありません。
ストーリーがまたいいんです・・・。
靴好きでもこれからの方も
読めば必ずもっと靴が好きになります!
・・・・・・・・・・・・・・・・
最後はCMですね。
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さらにブログでの公開回答がOKでしたら
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ひとこと添えていただけると。
(基本は秘密相談です。
公開を強要は絶対しませんので、ご安心ください)
靴のお買い物アテンドもやっています。
こちらもよろしくです。
↓
どちらも50歳の壁はとっくに
とり払ってます。
HPはいずれ変えます。
老若男女、誰でもどうぞ!
それではまた明日~