ついにバレ始めた。
じわっとファンが増えてきてるんですよねー。
この北海道産のメーカー。
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こんばんわ。
靴修理人 兼 シューフィッター 兼
靴マニアのコマツです。
某北国出身です。
本題いきます。
東京では
長靴=おしゃれ=ハンター
にだいたい行きつくんですよ。
このモデルで19000円。
英国王室御用達。
1856年、スコットランド発。
スコットランド製もあるらしいですが、
基本は正規品でも中国製です。
最近だと、中国から東南アジアに工場を
移転したみたいですね。
まー、都会の大人って感じはしますね。
ただしひとつケチをつけたい。
このバックルが、よく「もげる」。
これは・・直らないんです。
ゴムの上にリベットでついてるだけなので
縫うわけにいかないし、
もげるときは、だいたいが
ゴムごともっていかれてます。
裏ワザとしては「SHOE GOO」で
固めるしかありませんが、たぶん
すぐ取れます。
しかもこのバックル、ほとんどサイズ調整には
使えず、ファッションなんです。
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逆に。
北国の田舎の日常は
雪かきと、雪下ろし、
保温性、グリップ力こそがすべて。
そして王者が、
1919年、小樽発祥。
いまだに工場も小樽オンリーの、
ミツウマ。
ロゴ、なまらめんこいっしょ。
失礼。
めちゃくちゃかわいいでしょ。
大正時代からロゴ変わってないらしいので、
やっぱり開拓につかった
「道産子」馬の顔でしょう。
なにより、ミツウマといえば
「履き口の謎のボア」ですよ。
「北の国から」で
吾郎さんがはいてたやつ。
まんまこれです。
ダービーキング。
5390円。
ゴムのエナメル感がまたいいんだわ。
コピー製品は腐るほどありますが
「履き口の謎ボア」はここが発祥です。
ボアつけても、上からガンガン
雪は入ってきちゃうんですけどね(笑)。
冗談はここまで。
ミツウマの本気、見てください。
「グリーンフィールド」
4900円。
英国王室御用達のハンターとちがって、
筒がひろいんだわ。
バックルの意味がない。
なんせゴム質がいい。こわれない。
ハンターよりは重いけど、家人も
愛用してます。
私の家人もたいへん足が太く、
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がすっ
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おっと気を失っていたようだ。
ん?なんか頭から血が出てるな。
まあいいや。
たくましい
ふくらはぎを持っており、
ハンターが脱げなくなって
ミツウマにのりかえました。
まだ全然筒に余裕があります。
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ちゃきっ
・・・
おっと体にたくさん穴があいたなー。
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ちなみに、実家の両親はこれはいてます。
「岩礁 80型」
22000円(!)
ホーマック(北海道のワークマン的なあれ)
ならもっと安いらしい。
そして先週こけたらしい(笑)。
一方、東京のワークマンで
みかけて「おっ!」となったのがこれ。
「キープ長タフ5」
4990円。
本来は農作業用なんですが、
まーオールマイティですね。
ガチンコのつくりでアンダー5千は
いい値段です。
田舎って、風土に合わせた靴があって
けっこうおもしろいんです。
新潟とか日本海側のえげつない
雪国なんて、もっとすごいやつがあるのかも
しれません。
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【今日のおすすめの1足】
パトリック ボストン2。
16500円。
赤ラインもあり。
【カタリ限定復刻2020年FWモデル!】【初回のみサイズ交換片道送料無料】パトリックスニーカー ボストン2 グレーネイビーPATRICK BOSTON2 GY/NV GRAY NAVY 519564【紐通し済み】 楽天で購入 |
グレーのスエード感じがいいんです。
商品説明にはベロアって書いてますが、
わかりやすく言えば「毛足の粗い」
スエードのことです。
汚れても洗って味が出る。
パトリックって、薄底が売りでしたが
ちょっと変えてきましたね。
めちゃくちゃ上品。
ちょいサイズ小さめなので、
ネット一発勝負の方はハーフサイズ上が吉。
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それではまた明日!