こんばんわ。
靴修理人 兼 シューフィッタ― 兼
靴マニアのコマツです。
このテーマ・・・ずっとあたためたんですが
書く勇気なかったんですよね。
今日書きます。
「歳をとるのと、歳を重ねるのはちがう」。
「おばさん」って、日本語として
いい言葉だと思うんです。
ただ、世界は残酷。
「マダム」なのか
「BBA」なのかで
180度意味あいがちがいます。
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コマツの家人もいい歳です。
私がおっさんなんで、家人はおばさんです。
世間一般的にいえばね。
でも、家人はいい歳の重ねかたを
してると思います。
尊敬しています。
ただし。
靴だけは油断ならん。
目を離すと、
「これに手を出したらふつうに残念なおばさん」
を手にとって眺めたりしています。
おば靴と命名していますが、
こういった靴が確実に、そして狡猾に存在します。
基準？
基準は靴マニアの私です。
完全主観です。
でも、
これから列挙する靴をみて、
なにか感じていただければ幸いです。
さあ、さくさくいきましょう。
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ワースト③
「エアのはいってるやつ」
いやいや、私はまさかこんなの履かないと思ってるでしょ。
しかし。
ヒザの痛みは突然やってきます。
腰やっちゃてる人はさらに痛みに
敏感なはず。
そこに。
すーーーーーーっとこいつが狡猾に
近づいてくるんです。
「ヒザと腰にはエアがいいですよ！」
みたいな感じでね。
たしかに。
40超えてエアマックスはちがう意味でイタい。
そしてこのへんの靴にイオンで出会って、
手に取って考えるんです。
「背に腹はかえらんか。3000円だし、ためしに」
はいここ！
節子、それエアやない。
ただのビニールのチューブや。
まるでナイキのエアみたいでしょ？
実体はただのビニールのチューブ。
悪質な場合は、カチカチのプラスチックのカプセル。
衝撃吸収もなんもない。
「わたしはヒザが痛いです」と
わざわざ宣伝してまわってるようなものです。
やめときましょう。
ワースト②
「ドイツ発祥！みたいなやつ」。
基本、クソ高いです。
3万オーバーがあたりまえ。
この値段がくせものなんです。
「値段が高い＝ご利益がある」
発想になってませんか？
ドイツが健康の最先端って、
だれが言ってるんでしょう？
ちょっと冷静に5秒考えて。
あれだけビール飲んで、ポテト食って、
クソうまいソーセージ食って、
うらやましいんじゃい！
ドイツ人の食生活はけっして健康的ではない！
糖尿病になってあたりまえ！
体重もすごいから、関節だって
やられますよね。
それを納豆食ってる日本人にあてはめるのはムリがある。
そもそも骨格がちがうから、インソールも、靴本体もフィットしない。
ア〇カなんて、宗教ですよ。
例外はあります。
ちゃんとした義肢装具士さんが
アドバイスしてくれるんなら話は別です。
が、
そんなケースは激レアです。
ビルケンは、かっこいいからアリ。
ワースト①
「ホーキンスのヒールスニーカー」。
・・・・・あーーーーー。
んーーーーーー。
ふらーっとABCマートに寄って、
なんとなーくこのへんのコーナーに誘導されて、
「ま、ためしに？」のノリで履いてみて、
そしたらピンヒールより全然はきやすくて、
気がついたらレジの前。
心当たりのある人、
ちょっと深呼吸して。
した？
じゃ、もう一回この写真みて。
これはモデルさんですが、
それでもムリがある。
なんかチャックついちゃてるし、
目立ちたいのかそうじゃないのか、
みてるだけでムズムズする。
不協和音ってこのことなんかいな。
「ヒールアップスニーカー」って
ものすごく難易度たかい。
男が「シークレットシューズ」はいてるようなもん。
手を出したらダメ、ゼッタイ。
本題終了！
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【今日のおすすめの1足】
また今回もメインテーマとつながりますが。
ヒールアップスニーカーで
唯一絶対の存在がフランスの
「ノーネーム」。
（無印良品とはなんの関係もありません。）
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ノーネーム、かなりの老舗です。
で、フランスのメーカーとしては意外と安い。
原産国はタイですが、クオリティは高いです。
だいたい2万前後。
素材。
質感。
カラー。
バランス。
そして安全性。
さらに、リペアもしやすい。
完璧以外の言葉がない。
です。
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それではまた明日！
