元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

214 雑誌「SHOES MASTER」。質量がブラックホール。

一行目からすでに気が重い。

こんにちは。

靴修理人 兼 シューフィッター 兼

靴マニアのコマツです。

今日は靴じゃなく、

この靴雑誌について書きます。

「SHOES MASTER」。

コマツのネタ本であり、

確実に世界最高のスニーカー雑誌です。

880円。

もちろんネットでも売っているし、

直近ならバックナンバーも手に入ります。

通称:読むドラッグ。

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東京なら大きめの本屋ならどこでも、

あるいはオッシュマンズみたいな

スニーカーマニアが行きそうな靴屋でも

販売しています。地方だと、ちょっとわかりません。

年2回、春と秋に発売。300ページ弱。

重さ800グラム。

ニューバランスM1300 の28㎝(両足)と同じ重さですね。

どうでもいいけど。

厚みをノギスで計ったところ、165ミリ。

「マッキー」の太い側くらい。

本屋に行っても、なかなかの存在感があります。

有限会社オフィスカワセ発行。

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この雑誌に対してなにか書くのは

ほんとに気が重い。

いつか書こう書こうと思ってあとまわしにしてきました。

中身。

ほぼ全ページに写真。

それに短めの文章。

これが、「ややっ」と思うほど

1ページ1ページ、濃く、重い。

たかが雑誌相手に、1ページも油断できない。

monoマガジンがピンポン玉で、

SHOES MASTERが室伏が全力で投げたハンマー。

質量としては、軽くそれくらいの差はあると言っておきます。

 

monoマガジンをディスってるわけじゃなく、事実。

春と秋になるたび、本屋で

「おっ出たな」と気づくんです。

そして憂鬱になる。

靴マニアとして、この雑誌から逃げるわけにはいかない。

買うまでに2日。

買って、最初のページをめくるまでに中2日。

読破するのに、半年以上かかります。

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書いてある内容ですか?

いたってフツーですよ。

文章も、普通に簡単。

スニーカーの紹介。インタビュー。名作紹介。

どこになにが売ってるか。

メーカーがどんな思いでこんなスニーカーをつくったか。

単純に、簡潔な一行一行の中身が異常に濃いだけ。

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文章がつまらんなー。

よっしゃ。

失礼を承知でリミッターふりきろう。

この雑誌に関わってる人たち、

何人いるかわからないけど、誰一人にも

コマツは絶対負けます。

いい意味で、頭おかしい人しかいない。

そして全員頭よくて、しかもオタクではない。

とつぜん「明日から介護向けの雑誌つくって」って言われても

「あ、はーい」とか言ってさくっと本格的に頭切り替えられそう。

(完全に偏見です。)

もう怖い。怖い怖い怖い。

今、ランダムにVol.34の114ページめっくたら、

集合体恐怖症の人が見れない、

「ミズノエナジー」の特集ですよ。

一応、集合体恐怖症のかたは

ここで引き返してください。

いいですか?

キモい、ってこういうことでしょ。

理屈抜きに。

これ、25,000円で販売、即完売。

今は転売ヤーの手に渡って、

時価46,000円です。

コマツも実物、いまだに見れてません。

海外のユーチューバーもかなりエキサイトしてます。

でも・・・・こんなの履いてたら

誰も近寄ってこないでしょ。

パニックおこすかたもいるかもしれませんね。

そんな疑問を

ミズノ本社に行って、若っかい企画課のかたに

まるまる4ページを使って特集組んでます。

ランダムに開いた1ページで、

本格的なブログが2本書けます。

それがぎっしり、4ページ。

これで終わらない。

248ページと249ページにもおそらく

別のインタビュアーが別の切り口から

同じ人にミズノ全般についてぎっしりインタビュー。

またぺらぺらっとランダムに102ページ。

吉祥寺のスニーカーショップ「SKIT」の店長に

「スニーカーとコロナ渦」についてインタビュー。

いわく、「SNSのフォロワーが多いだけで中身がなく

薄っぺらいインフルエンサーとは逆の姿勢の

同じ吉祥寺の「アパートメント」というショップの

地に足のついた姿勢に勇気をもらいました」って

なにをさらっとかっこいいこと言っとんじゃい。

かっこいいわ。

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この雑誌、さくっと5分で立ち読みする人もいるでしょう。

あるいは、2ページ読んで、

「あ、スニーカーの道、俺やめよう」と思う人も

必ずいます。

どっちも正しい。

たとえば200年後に未来の人たちが

なんかのあれでこの雑誌をみつけて、

「紙媒体ってこんなんだったんだー。

え、なにこれ?なんで靴ひとつでこんなに

濃く書いてるの?????」

くらいには重いです。文章の濃度が。写真も。

 

スピード。

パワー。

テクニック。

そしてスピリット。

そのすべてがここにある。

・・・・ってこれ昔のK-1の煽りだ(笑)。

まあまあまあまあまあまあ、

かるーーーーい気持ちで、読んでみてください。

スニーカーをもっともっと好きになるか、

それとも情報量の多さにゲロを吐くか。

どっちかです。

澁澤龍彦とか中島らもが好きだったら、ハマります。

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よっしゃ書いた!

ここからはご褒美タイムじゃい!

【今日のおすすめの1足】

SHOES MASTERに一矢報います。

「SHOES MASTER」にも一度も載ってない

でも数年以内には必ず載るであろうこれ。

SIDAS Parc (シダス パルク 

9,900円。

あのシダスです。

スノーボーダーなら知らなきゃモグリです。

本来は世界トップクラスのインソールのメーカー。

が、なにがあったか

ふらっときまぐれでつくったのがこれ。

 

いやいやいや、こんなの

ABCマートで3,000円で売ってるでしょ、って

思いましたね。

たしかに。

これ・・・写真じゃどうにも伝わらんのですよ。

雰囲気。質感。ラスト。もちろんインソール。

しかしなにより、

ビルケンには作れない、おフランスエスプリ。

(工場はインドネシアですが)

 

うちの家人が履いてるんですが、いわく

ひとこと。

「ケチのつけどころがない」。

えええ・・・。

コンビニに行こうが、ママチャリ漕ごうが、

さらには気合入れて〇勢丹に行こうが、

相当の頻度で履いてます。

すこし話ずれますが、

先月?くらいまで「志村動物園」やってましたよね。

山瀬まみ、数年前にカメラのケーブルに足ひっかけて

骨折しました。

それ以来、彼女は案件でもないのにこの「パルク」しか

履きません。知ってる人は知ってる話です。

加えていうと、素材はポリウレタンの合皮なんですが、

風の噂なんですが、ぶっちゃけ合皮は合皮でも

アルカンターラ」です。

震える人もいるでしょう。ググってください。

こんな高級外車に使われてるんですが、

合皮なのにカーフ並みの値段

といえばわかりやすいでしょうか。

洗えます。

劣化、ほぼしません。

通気性、やばいです。

ぶつけてもキズが入りません。

まっっっったく臭くなりません。

難点は・・・なかなか実物売ってないんですよねー。

シダスのHPから見れるかもです。

https://sidas.shop-pro.jp/

それかてっとり早く電話かメールでショップを

確認した方が早い。

まー・・・

しょせんミュールなので

ざっくりのサイズで全然問題ありません。

サイズもXS,S,M,Lですから。

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トップスがスエットでもユニクロでも、

いきなりおしゃれさんになっちゃうのでおすすめです。

それではまた明日!