元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

166 コムサ〇ズムの闇を暴く。

こんちわっす。

靴修理人 兼 シューフィッタ― 兼 靴マニアのコマツです。

今回はディスり回なので

ネガティブな文章苦手な方は

明日に期待してください。

さて。

名前のわりに、

世の中、どうにもならない靴ってあるんですよ。

その代表格がコムサ〇ズム。

20代の頃、かなりの靴を設計しましたが

一番めちゃくちゃを言われたのがここです。

もうどこから言えばいいか・・。

はあーーーー(ため息)。

まずはこのブログを書くにあたり、

実際に今のショップを覗いてきました。

紳士の革靴・・16,500円。

材質スキャン。原産地スキャン。

はい、確認とれました。

20年前となんも変わってません。

では、闇を暴いていきましょう。

①MADE IN JAPAN

・・・と靴の裏にシルバーのシールが貼られており、

靴についているタグにも「日本製」と書かれていますが、

(HPでも同様)

実際には工程の9割が中国で生産しています。

木型やパーツは全部中国製(箱も)。

アッパーを中国でつくり、

ソールも中国でつくり、

わざと完成させずにバラバラに輸入します。

大阪の工場でドッキング。

これでMADE IN JAPANが名乗れます。

合法ですが、こういう裏があることは

知っといて損はないと思います。

②革質

靴のタグについている品質表記を読むと、

「材質:牛革」

とはっきり書かれています。

ただし。

全部ではありませんが、その「牛革」とは

こんなのです。

(このレベルはたぶん販売員さんも知らないので

責めないでください。)

中国で実際みた事実ですが、

牛革ってクズ革もたくさん出るわけですよ。

それを、かたっぱしからミキサーにかけます。

すると、「牛革のパウダー」ができますね。

そこに、ちょっと樹脂を流し込んで

かたまった「牛革のもと」をプレスして、

うどんのもとみたいにぺたーっとならします。

できあがったものは、

合成皮革みたいに、ロール状になってます。

でっかいトイレットペーパーみたいな感じ。

そして表面に顔料(ペンキみたいな)を塗ると、

「牛革の粉+樹脂」で

「アクションレザー」の出来上がりです。

最近では「リサイクルレザー」とか

言うみたいですね。

これも・・法律的には「牛革」で通るんですよ!

革かもしれんけど!それ反則でしょ!

もとがパウダーなんで、普通に履いてても

裂けます。割れます。水に濡れたら変な穴あきます。

え?

メンテの方法?

こっちが知りたいわ!

「履かない」のが一番いいと思います。

③原価

上代(売り値)が2万弱くらいの靴なら、

たいていのメーカーは原価は3千円くらい。

良心的なところだと5千円弱なんてとこも

ありましたが・・・

ここのブランドの鉄則は

「絶対1000円以内に収めて」

でした。

だからあんな革使うんです。

ソールもそのモデルに沿ってつくるんじゃなく

中国内で大量に生産されている「既成のソール」に

木型のラインをむりやりあてはめます。

ダイナイト風とか、ビブラム風とかですね。

なんのゴム使ってるかは知りませんし、

知りようもありません。

どうせ日本で「MADE IN JAPAN」のシールを貼れば

だませるわけですから(合法)。

ぞっとしたのは・・・

「革底」風のソールです。

タグには一言「合成底」。

革底にみたてた「合成ゴム」のことをいいます。

合成底は珍しくもなんともありませんし、

革より長持ちします。

ただ。

ここのは原価がおかしい。

たいていの合成底は1足で300円くらい。

しかし、コムサ〇ズムに指定された材料の

「LQ板」と呼ばれてたそれは、

1足が50円くらいでした。

材料、今でも謎です。

今になって思うのは・・

「LQ=LowQuality」じゃないかってことです。

④会社

コムサ〇ズムはたまに百貨店でも

ファミリーセール」という名目で

安く(それでも高いけど)販売会を定期的に

やってます。

で、ここの親会社の

ファイブフォック〇の社員の態度が

めちゃくちゃに悪い。

「日本のダメなおっさん」を濃縮還元したような

紳士ばかり目立ちます。

社員食堂でスマホ越しに

「なにやってんだよ!」「死ね!」

なんていうパワハラは毎度のこと。

コマツは静かに飯食いたい派なんで、

一度キレまして、

「うるせえよ♡」と極力上品に申し上げたところ

ちょっと場が盛り上がったことがあります。

クソくらえ。

あ、言葉が乱れました。

うんこ召し上がれ。

それではまた明日!