元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

154 北京五輪前夜の中国の靴工場の風景②

こんにちは。

靴修理人 兼 シューフィッタ― 兼 靴マニアのコマツです。

2007年に仕事のカンヅメで、

中国の工場に1か月いました。

つづきです。

工場には300人くらい労働者がいたんですが、

9割が地方からの出稼ぎなので、

工場の敷地内の寮住まいです。

忙中閑ありで、ふとしたときに

寮の中を探検したんですよ。

昼間、彼らが働いてる時に。

あ、もちろん男子寮ですよ。

あ、そういう趣味じゃないですよ。

ただのガチの好奇心です。

カギはかかってませんでした。

ひとつの部屋が、8畳くらい。

壁・床がコンクリート丸出しで、

刑務所的な感じがします。

そこにパイプ製の3段ベッドが2列。

ビニールひもに洗濯ものがずらー。

荷物がそこかしこにありましたが、

タバコとか着替えとか質素なものばかりなので

盗難の心配はなさそうです。

壁一面にBOAのポスター。

BoA、現在の顔が変わりすぎ!?結婚して活動が激変との噂も ...

日本より全然人気だったみたいです。

んで、やっぱり部屋の中央に麻雀卓。

パイがでかいんですよ。

日本の倍以上の大きさはありました。

んーーー、なんていうか、きのうのトイレの件も

あったので、もう少し

「衝撃的なにか」を期待してたんですが、

日本の大学のきったない寮と大差ありませんでした。

冷暖房がまったくみあたらないので、

冬はきつそうだな、とは思いました。

次の朝、インさんに

「彼らの食事はどーなってるの」と聞いたら、

無言で寮の食堂を窓ガラス越しに

朝ごはんの風景を外から見せてくれました。

・・ジブリの世界。

マントウ(具ナシ)がひとり5個くらい。

ひとつの大きさが、鏡モチの下のやつくらい。

おかずが、肉と野菜の油いため。

あと、なんかわからん辛いスープ。

戦場ですよ。すごい食欲ですよ。

朝昼晩は天引きだけど格安で食事がでるらしい。

夜はお酒はOKだけど、

工場の中の小さい売店で「夜だけ」

冷えてないビールがちょこっと売られてます。

夜は暑いんで、

工場の人たちは寮から出て工場の屋外の階段で

飲んでましたね。

何回か凸しました。

こっちは中国語わからない。

あっちは中国語しかわからない。

そんなときは・・イチローも言ってましたが

「下ネタは世界で通用する」

これ、マジ話です。

BOA・貧乳・尻最高」のジェスチャーでつかんで

(この時点で笑い転げてる)

いい感じの間合いで

「オナニー・しこしこ」のジェスチャー

相手の腹を粉砕できます。

向こうはわかりやすいように

「メンバーの中で誰が一番飛距離があるか」

「誰が一番高く飛ぶか」を

ひーひー笑いながら熱く語ってくれました。

・・いい夜だった(遠い目)・・

そして最後の日、

インさんに

「例の本はどうした(密輸したエロ本)」

と聞いたら、

「実物は党の幹部に献上したが・・

カラーコピーは30部ほど刷った。

私は楽しんでいるが・・・彼ら(労働者)には

刺激が強すぎるだろう」

と、全然似つかわしくないシリアスな表情で

語っていました。

以上です。

オチはありません。

明日からまた真面目に書きます。

それではまた明日!