↑はい。
今日はこんな感じのいいやつ発表します!
だって暑すぎでしょ?
暑すぎるって(怒)!
まだまだサンダル通勤には程遠い風潮ですしねー。
こんちは。
靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアです。
もしこれ読んでる方で
男性でも女性でも
水虫もってるかたは必読です。
あ、そういえば水虫つながりで、数日前に書いた
紙の中敷き「アシート」のブログが
過去一のアクセス数でめちゃめちゃびっくりしました。
(なんと台湾の方からも質問がありました)
もっかい写真はっときます。
ユニセックスで、各サイズそろってます。
いろんなシリーズがありますが、メインの売れ筋は
10足はいって800円のやつ。
1回で3日もちます。
通気性やばい。安い。すぐ捨てれる。
最強でしょこれ。
さて。
今日の本題は、もっともっと通気性が欲しいかたのために、
「そもそも靴底に穴が開いてる」シリーズです。
写真見てもらった方がはやいですね。
①元祖オブ元祖。 GEOX(イタリア)
¥11,000。
なんてことないパンプスですが、
ひっくりかえすとこう。
メッシュ状に穴があいてます。
中から見ると、
つま先の方、穴開いてますよね。
これ、本当に穴です。
一応インソールとアウトソールのあいだに
フェルトみたいなシートがはさまれていて、
たとえば水たまりに足がはいっても
基本、底から水ははいってきません。
こんなハーフブーツとか、
こんな紳士靴もあります。
¥14,000。まあまあ手は出しやすい値段帯ですよね。
欠点をあげるなら、修理しづらいことくらいです。
なんかよくわからないゴムを使ってて、
ヒールが減ってもなかなか新しい部材がくっつかないんです。
3年くらいで履きつぶすのもありです。
②じわじわ人気でてきた リーガル・サラウンド。
¥12,250~¥20,000くらい。
GEOXよりわかりやすいでしょ。
理論は一緒ですが、
こっちはゴアテックスなので「完全防水」です。
この値段ははっきりいって安い。
ヒールもちゃんと修理できます。
もともとリーガルは過去にGEOXを請け負って
つくっていた過去があります。
独自に進化させたのがこのシリーズですね。
いいと思います。
③逆転の発想 ホーキンスのやつ。
¥10,900。(でもしょっちゅうセールやってる)
逆転の発想とは、GEOXやリーガルが
「通気性がよくても足を濡らしてはならぬ!」と
やっきになっていたところに、
「雨の日は履かないでください、濡れます。」という
まあなんというか、コロンブスの卵的発想で
つくられたシリーズです。
はい、もちろん底から水はどんどんはいってきます。
でも、よけいなシートとかはさんでないので
シンプルに、抜群に「すーすー」します。
水が入っても乾くのが異常にはやい。
足の裏がそのまま「すだれ」って感じです。
水虫保有者に最も愛されており、
冬でもけっこうはいてる人、みかけます。
そして、
④じつは元ネタがこれ アディダス クライマクール。
¥6,000~8,000くらい
これがホーキンスの元ネタです。
穴があいていて、雨の日はいちゃダメなやつです。
でも「サンダルか」と二度見するくらい
足の裏からすーすーします。
大人の事情ですが、日本ではABCマートが一番
アディダスのスニーカーを売ってた力関係があり、
クライマクールが12年前に発売されて、
翌年にはすかさずホーキンスが技術をパクりました。
でも、スニーカーと革靴で住みわけができていて
個人的にはたいへんいいことだと思います。
・・・あ。
なんか遠くからビールに呼ばれてるので、
また明日!