こんにちは。
靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアです。
最近の仕事靴はホカオネオネ(以下、略してホカオネ)の
ボンダイばっかりはいてます。
もう、嘘みたいにめちゃめちゃラクなんですよ。
さて。
きのう、ムートンブーツの「アグ」がいい感じの
厚底カジュアルスニーカーでホカオネに対抗していると書きましたが、
アグだけじゃないんです。
「ホカオネが売れ出した!」と聞いてなのかしりませんが、
はきごこちはそのままに、もっとデザインを遊ぶブランドが
めちゃめちゃ出てきました。
今日は代表4つ挙げます。
①トポ・アスレチック
まず、ガチンコでハイテクで対抗してきたのがここ。


はじめまして。アメリカ発の「トポ・アスレチック」です。
2013年創業。日本ではまだ無名ですが、
アメリカでは相当のシェアをもってます。
ホカオネより、シンプルですよね。
あれ?ニューバランス?とまちがえそうです。
ここの社長、かつてはビブラム・フィンガーズ↓のCEOをやってました。

・・ということは、ひところ流行った「超うす底」の
「ベアフット」ラン二ングシューズは失敗したみたいですね。
アウトドア系に力を入れてるので、秋冬あたり本格的に
じわじわくると思います。
②ディアドラ
ド派手。

DIADORA RAVE LEATHER POP
ディアドラ・ヘリテージ・レイヴ・レザートップ。
きのうの「アグ」とまったく同じビブラムソールを使用。
残念ながら¥34,000という値段にもかかわらず
日本では発売即完売(汗)。
秋冬、かならず新作で戻ってくるでしょうねー・・。
こんなかんじでね・・。↑去年のモデルです。
こういう方向のデザインはホカオネにはムリ。
③YOAK
また、同じビブラムソールを使いつつ、
さらに追い打ちをかけて100%カジュアルにふりきったのがここ。
東京発の純日本製ブランドです。



あー・・・・これ、個人的に好き・・。
ぜったい履いたら「IQが20くらいあがったようにみえる」靴ですよ。
お値段は¥35,000とそれなりにしますが、
出会っちゃったら買っちゃう人、多いでしょうねえ。
④MBT



革靴もここまで来ましたかー。
スイスのブランドですが、実は一度日本から撤退した過去があります。
ただ、おもしろい方向から再上陸しましたね。
ホカオネも、革靴つくらせたらこんな感じでしょう。
ホカオネは、良くも悪くもハイテクオンリーなんです。
というか、こんなにカジュアルにはかれるなんて
予想してなかったと思います。
ここからホカオネがどういう路線でくるのか注目ですね。
それではまた明日!