シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ

靴選び・歩行を専門にするシューフィッター。 市販の靴・スニーカーを中心に、 「履き心地」「耐久性」「体への影響」を 現場と実体験ベースで解説しています。 売り場や広告では語られにくい視点が強みです。 対応内容 ・靴・インソールの個別相談 ・買い物同行(アテンド) ・記事/動画での製品解説・監修 ・メディア取材、コメント提供 靴選びで失敗したくない方、 表向きの説明に違和感がある方に向いています。 ご相談・ご依頼は HPよりご連絡ください。HPはこちらhttps://sf-komatsu.com/

37 瞬足とスーパースターとパンツの紐

コロナの影響で運動会が全国的に中止になりました。瞬足をはじめとする子供靴は運動会が最大の商戦だったので、メーカーの方も肩を落としていることと思います。

「コーナーで差をつけろ」←瞬足(ASAHI)

「直線勝負だ!」←スーパースター(MoonStar)

キャッチフレーズ見たとき、何とも言えない気分になりました(笑)。でも歴史というか時系列的には瞬足の方がずいぶん先だったんですね。お値段もお手頃(¥2000~¥3000台)で、子供靴業界を席捲してたみたいです。

で、私が好きな話はここからなんですよ。

一方そのころ、ムーンスターの子供靴企画室は意気消沈を通り越して無気力だったみたいで。開発の男性が半分壊れかかっていて、気が付くとなぜか手にパンツを持っていたらしく。パンツのゴムをびよ――――ん、びよーーーーーーん、と日がな一日伸ばしたり縮めたりしたいたところに、神様が降りてきたそうです。

「ゴムの力」

2秒後に「バネの力」に脳内変換され、その年、瞬足を上回るヒットになったそうです。     

っていう記事を10年くらい前にご本人様のインタビューをネットで拝読して、衝撃を受けました。で、今裏をきちんと取ろうと思ったんですが、時代とリテラシーの関係かネットで全然当時の記事が出てきません。

間違っていたらすみません。

でも、こういう話、今の時代にめちゃくちゃ必要じゃないですか?自分を追い詰めるより、パンツをびよんびよんする余裕(たぶんご本人様は相当追い詰められてたと推察されますが・・・)。

余計なことしましょう。

いらんことしてたら、なんとかなるって。

では今回はこのへんで!