まず一言いいっすか
ヒザが痛けりゃこれを履いてごらんなさい。エアマックスなんてゴミに思えるから。
今はコロナで自粛中ですが、都心のビームス、アローズ、いい感じのユニクロ、吉祥寺だの表参道だののカリスマ美容師(こっちは開業中)の足元見てください。3人に1人はこれ履いてます(偏見)。いや、実際彼らの動き観てると、体重関係なく絶対ヒザにダメージ負いますよ。だから履いてるのかなー。
前回のヒザ靴~ヒザが痛い人は何履いたらいいの?~の続編みたいな感じですが、そこでホカオネオネ。「は?」って絶対聞き返すネーミングですよね。もう術中にはまってます(笑)。本社はフランス、現在はアメリカのサンタバーバラに拠点を移しています。なんかもうオシャレでしょう?サンタバーバラってどこよ。もう名前が強い。
「インドで生まれて茨城に拠点を移した」・・うん、そんなメーカーがあってもたぶん絶対売れない。
まず何も説明せず写真を見てもらいましょう。



ホカオネオネ・・・HOKA ONE ONEは、2009年にJean-Luc-Diard(ジャン・リュック・ディアード)とNicolas Mermoud(ニコラ・マーモッド)によってフランスで誕生した(略)マオリ族の言葉で、HOKAは”飛ぶ”、ONEは”大地”の意味。トレイルランナーでもある創業者がニュージーランドの山頂でインスピレーションを得た言葉なのだそうです。これを「Time to Fly(さぁ、飛ぼう!)」と英訳し、ブランドのDNAとしています(略)ランニング、トレイルランのシューズはもっと進化させることができると考えた彼らは、脚の負担が少なく、より無駄のない走りができるシューズの開発に乗り出します(略)
いやいやいや、状況がよくわからんし、イッちゃってるでしょ。どこに飛ぼうとしたの?
でもニューバランスもそうですが、こういうクレイジーな話・・好き・・。
↑みたいな!話を!美容師のしょうもないトークで披露してるんですよたぶん!
ふーーーーー(深呼吸)。
はい、落ち着きました。
ナイキの厚底が出る前は、トレイルランの世界ではファッションではなくガチンコのレースシューズで唯一無比のブランドでした。ナイキもアシックスも蹴落としてですよ
私が個人的に最初に見たのはネットでも雑誌でもなく、神奈川のたまプラーザのVictoria(山とかアウトドア系に強い)でアクリルのケースに入れられた泥だらけのどこかの選手の実物でした。←ここの店はしばらく前に閉店して、今はなんかのドラッグストアかノジマ電機になってると思います、どうでもいい話ですが。
まあまあまあ、まずそのフォルムに度肝抜かれましたよね。厚底すぎるし、これで優勝ってなんのスポーツ?どういうこと?って。実物も販売されていたので、食い入るように靴の横の解説のプラ板を読みましたよ。
「トレイルレーシング(山でのマラソンみたいなもの)で、ヨーロッパのどっかの世界選手権(忘れた)で初優勝した日本人(名前忘れた)が着用したモデル。とにかく下山時のラストスパートのダッシュで膝を壊さないように開発され、上位3名(5名だったかも)はこのシューズを使った」って書いてあったんですよ。
今記事書いてるさなかもネットと10年前の雑誌と首っ引きで調べてますが、ソースが見つかりません・・・でも半分くらい合ってると思います。
去年(2019年)あたりから良くも悪くもナイキの厚底戦争に巻き込まれ、カーボン搭載モデルまで登場しました。トレイルランという二ッチな戦場で勝ってきた彼らが、強制的に関ヶ原に出陣されたようなもんです。知らんけど。
一番根っこの話ですが、膝が痛い人が仕事で使ったり、30分~1時間程度のウォーキングに履くなら、HOKAならどのモデルを選んでも大差ありませんから。タイムをかけて走らない限りカーボンも関係ありません。お財布との相談と、カラーリングで選んで失敗はないです。美容師は黒一択ですが、せっかくならブルー/イエローみたいなビタミンカラーも弾けてていいと思います。サロモン(SALOMON)を相当意識してると思いますが(苦笑)。故郷に住んでる山田君から聞いた話と、ネットを見るとアンダー1万なんてものもあります。おかげで今日の昼からアゴが外れて戻ってません。

私もたまにHOKAをゼビオとかのショップで試し履きしますけど、有り余るゴージャス感。そう、例えるなら・・せまーい東京の路地をハマーで走ってるみたいな(やったことないけど)贅沢感。。あといつのまにかちょこっと値下げされてるんですよね。10年前が二ッチすぎて値段が張りすぎた反動かもしれませんが。サロモンはキレイだけど何にも感じません(失礼)。
「トポ・アスレチック」とか

二番煎じのブランドが出てきたあたり、HOKAは本物ですね。ナイキおよび各社が東京オリンピックでこけても、このメーカーは無言で作り続けるでしょう。日本人が知らないだけで、こういういい意味で変なメーカーが世界には沢山あるんでしょうねえー。
今回はこのへんで!