親友が近況を心配してくれて、話のついでに「ウォーキングしたいけど膝にいい靴とは」というナイスな質問が来ましたので、まとめます。
ヒザ痛の原因と年齢と体重でメーカーがわかれます。
①加齢による関節の摩耗によるヒザ痛＋体重がアンダー65キロの場合
ヨネックス、アシックス、ミズノ、ニューバランスのウォーキングシューズ
シューズの軽さが売りです。ただ、クッション性はメーカーがいうほど期待しない方がいいです。よく「卵を落としても割れない・跳ね返ってくる」みたいな売り文句がありますが、卵を落とすような「速い衝撃」と歩いて重量をかけるような「遅い衝撃」では質が全く違うんです。あの実験、意味ありません。靴の相談でも「ヨネックスを履いてるのにヒザ痛が悪化した」という相談、実際多いです（心当たりのある方は下の②③を読んでください）。
ただとっつきやすいので、体重が軽い・ウォーキングシューズが初めて、という方にはこれらのメーカーはいいと思います。
②ヒザ痛が慢性化していて、①のブランドでもいまいちだった、体重がアンダー75キロの場合
アサヒメディカルウォーク
ヒザ痛に特化した珍しいメーカーです。カカトの裏に太陽みたいなゴムがついてますね。歩いて重量をかけるような「遅い衝撃」をめちゃくちゃ研究してます。デザインがかなりシニア向けなのがちょっとあれですが。
なかなかの値段ですが、どうしてもカチッとした革靴じゃなきゃダメで、でもヒザが超痛いという方もいらっしゃるでしょう。こんな意外ときちんとしたビジネスモデルも出しているので、膝の古傷が痛むようなかたにはここのメーカーはおすすめです。修理にもたまにきますが、けっこうきちっと作っています。
おっと・・・調べてみるとニューバの996かブルックスのチャリオットか？いや一歩間違えると無印か？みたいなのも出てきました。ちゃんと裏に太陽ついてます。
③体重増加によるヒザ痛（オーバー75キロ） ようこそ。
35歳超えて医者からウォーキングすすめられたかた、大丈夫です。むしろここからがハイテクスニーカーの独壇場です。100キロオーバーが当たり前のような外国人に絶賛されてるカテゴリーですから。でもここでは敢えて、心を鬼にして3つに絞ります。
ホカオネオネ
ナイキの厚底のずっと前からひっそりと存在していました。今はデザインで飛ぶように売れていますが、もともとは「トレイルランニング（山マラソン）のレースで、下山をダッシュするときにヒザを絶対ケガをさせない」コンセプトで作られているので、最強というしかないです。↑なんですかこのパワーワード祭り。￥15000～と値段も良心的。あれ？前はもっと高かった（オーバー2万）記憶がありますが、売れて逆にいい感じになったんでしょうか？質は全然落ちてません。
それと、お値段が張りますが・・これもいい。
ミズノウェーブインフィニティ
もう世界的に売れすぎて品薄です。お値段が3万前後。値段以前にほとんど店頭で見ることができない。
お手頃価格だとこちら。
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オンクラウド。スイスのメーカーです。だいたいホカオネオネと並んで販売している店が多いので（ただし地方はめちゃくちゃ少ない・・ッ！）、比べてみてください。木型が独特なので、フィットするかしないかがかなり別れると思います。
あれ？ナイキは？アディダスは？と思われる方も多いと思いますが、「走る」分野には強いんですが「ヒザ痛でウォーキング」分野には弱いです。エアマックスとかヴェイパーマックスはいいとは思うんですが・・35歳超えたおっさんが履くのはちょっとイタい。別の意味で。ミズノウェーブインフィニティなんかは不思議なもので意外と40超えたおっさんでもなんとなく似合っちゃいます。
今回はこのへんで！
