元・靴設計士 兼 現・靴修理人 兼 シューフィッター 兼 靴マニアのコマツです。

東京某所で靴修理やってます。イギリスのノーサンプトンで靴のあれやこれやを学んで、20代の頃10年間ほど靴の設計の世界にいました。30代からリペアの世界へ。靴フェチではありませんが、革靴からスニーカーまで、高いのから安いのまで、めったやたらと書いていきます。

21 BOAフィットシステム

前回、靴に紐なんかいらないと熱い思いを一方的にお伝えいたしました。流れで去年あたりからじわじわ流行りだしてる「BOA」(歌手じゃないほうです)を軽く紹介したんですが・・・、ちょっと調べてみると全然想像の先いってました、っていうのが今回のお話です。

BOAとは:靴ひもの代わりに「ダイヤルとワイヤー」でワンタッチで締める、緩めるシステムで、アメリカで2000年初期に創業。

現在は、アディダスニューバランス、アシックス等々のスポーツメーカーや、

ウルヴァリン、レッドウィングなどのワークブーツメーカーにも技術を提供してたんです。

ワークブーツに採用って、強度的にガチンコじゃないですか。ちょっとどんな感じか見てみましょう。

これが最先端のレッドウィングです。

RedWing-Flexbond-6-Boa-Work-Boot

次、ウルヴァリン

Wolverine I-90 EXP Boa Boot

両方ともハイカーブーツと銘打ってるので、キャンプとかちょっとしたアウトドア用なんでしょうが・・・ちょっとカッコよくないですか?ま、アイリッシュセッターとか1000マイルブーツとは相当趣が違うので、賛否両論あるとは思いますが。90年代のリーボックのポンプシリーズが帰ってきたみたいで、私は好きです。

あと、メーカーサイドの知恵もなかなか。この写真、リーガルです。あの、日本のリーガルです。

boaシステム リーガル に対する画像結果

なにこのハイブリッド感!キメラ感!カッコよすぎでしょう。ただし、この写真は6年前の伊勢丹限定版で、お値段も6万弱・・でした。リーガルの一番お安い「ケンフォード」シリーズで、底付けもセメントでいいから2万円台で出してくれたら、絶対買っちゃうなあ。ジャランスリワヤあたり、今年出してくれないかなあ・・。

別に紳士靴だけでなく、婦人のパンプスにもなんとかBOAシステム、載せれそうな気はするんですよね。ワイヤーをクリアにして、あ、でも細いから黒でもいいか・・・Perfumeが履いて踊ってくれたら絶対売れそうな気がするんですけどねー。

ともあれ、2020年の靴業界、絶対キーワードとして「BOA」きますよ!

では今回はこのへんで!