前回、靴に紐なんかいらないと熱い思いを一方的にお伝えいたしました。流れで去年あたりからじわじわ流行りだしてる「BOA」(歌手じゃないほうです)を軽く紹介したんですが・・・、ちょっと調べてみると全然想像の先いってました、っていうのが今回のお話です。
BOAとは:靴ひもの代わりに「ダイヤルとワイヤー」でワンタッチで締める、緩めるシステムで、アメリカで2000年初期に創業。
現在は、アディダス、ニューバランス、アシックス等々のスポーツメーカーや、
ウルヴァリン、レッドウィングなどのワークブーツメーカーにも技術を提供してたんです。
ワークブーツに採用って、強度的にガチンコじゃないですか。ちょっとどんな感じか見てみましょう。
これが最先端のレッドウィングです。

次、ウルヴァリン。

両方ともハイカーブーツと銘打ってるので、キャンプとかちょっとしたアウトドア用なんでしょうが・・・ちょっとカッコよくないですか?ま、アイリッシュセッターとか1000マイルブーツとは相当趣が違うので、賛否両論あるとは思いますが。90年代のリーボックのポンプシリーズが帰ってきたみたいで、私は好きです。
あと、メーカーサイドの知恵もなかなか。この写真、リーガルです。あの、日本のリーガルです。
なにこのハイブリッド感!キメラ感!カッコよすぎでしょう。ただし、この写真は6年前の伊勢丹限定版で、お値段も6万弱・・でした。リーガルの一番お安い「ケンフォード」シリーズで、底付けもセメントでいいから2万円台で出してくれたら、絶対買っちゃうなあ。ジャランスリワヤあたり、今年出してくれないかなあ・・。
別に紳士靴だけでなく、婦人のパンプスにもなんとかBOAシステム、載せれそうな気はするんですよね。ワイヤーをクリアにして、あ、でも細いから黒でもいいか・・・Perfumeが履いて踊ってくれたら絶対売れそうな気がするんですけどねー。
ともあれ、2020年の靴業界、絶対キーワードとして「BOA」きますよ!
では今回はこのへんで!